名探偵ポワロとマープル（再）：風変わりな遺言 & 申し分のないメイド

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前回はこちら。
今回は先々週に放映された「風変わりな遺言」と先週に放映された「申し分のないメイド」。どちらもミス・マープルものです。

「風変わりな遺言」のゲスト声優は酒井法子さんと及川光博さん。ミッチーは緊張していたのかな？　何かパッとしませんでしたが。。。
事件は遺産の隠し場所を探すというもの。原作にも似たようなセリフがでてきますが、「アルセーヌ・ルパンの物語で義眼に何かを隠していた、っていう話があったけど。」というセリフをメイベルに言わせたのが印象的。（さて、どの話でしょう？）
あと、原作のラストはシャンパンで乾杯しよう、ということで終わるのですが、このアニメではミス・マープルが「ちょうど午後のお茶の時間ですからね、私たちには紅茶をお願いしますよ。」と言ったのは、やっぱりメイベルがいるから？

「申し分のないメイド」のゲスト声優は川中美幸さん。なんか声だけ聞いていると、イメージが違う(^_^;)
ラヴィニア夫人のメイドをしていたグラディスですが、あらぬ疑いで暇を出されます。そのグラディスがメイベルの友人という設定です。で、そのラヴィニア夫人のもとに「申し分のないメイド」メアリーがやって来ます。
基本的に原作に忠実ですが、原作には出てこないハースト巡査が出てきます。もっとも、ハースト巡査はセント・メアリ・ミード村の巡査ではありますけど、そのせいかエンディングが少々異なります。
「もうすぐ風が吹きますよ。・・・風が吹いたようね。」というミス・マープルの言葉が印象に残りました。

原作は両方とも短編集「愛の探偵たち」に収録。
「風変わりな遺言」は『奇妙な冗談』という表題で収録されています。


次回は「ABC殺人事件」。

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