Christmas with Christie [アガサ・クリスティー]
Yuseumが贈る「2009年クリスマス3部作」もいよいよ最終章(・・||||rパンパンッ
・・・なんて、全然意図していませんでしたがf^_^;
第1弾がエラリー・クイーン、そして、この前がクリスチアナ・ブランドと来て、今回はアガサ・クリスティーです。
この前も紹介したメールマガジン、ハヤカワ・オンライン・ニュースvol.088(2009.12.11)に掲載されていた「世界ミステリ短篇講座」の第13講は、
「クリスマスにはクリスティーじゃ!」
と題して、↓の短編集に収められている『チョコレートの箱』The Chocolate Box を紹介していました。
この短編集はクリスティーの処女短編集で、粒揃いの短編が揃っているのですが、その中で『チョコレートの箱』はポワロが(いや、ハヤカワ文庫は「ポアロ」なのですがw)ベルギー警察時代の「一度だけの大恥」—つまり、失敗談を語るというもの。
映像化もされています。ちょっと舞台設定などを変えていますが、こちらも面白いです
「未発表短編」といっても、全く新しい新作というわけではなく、The Mystery of the Dog’s Ballは長編『もの言えぬ証人』の習作、The Capture of Cerberusは連作短編集「ヘラクレスの冒険」に収められている同名短編の原型です。
日本では早川書房より翻訳出版され、「2010年4月までには読める予定」(メルマガ情報)のようなので、楽しみですね♪
・・・今年のクリスマスには間に合わないけれどσ(^◇^;)
タグ:海外古典ミステリ
チョコレートの箱、最後の「オチ」が秀逸だったと記憶してます。
ヘイスティングスの言葉を聞こえないふりをするポアロ(ポワロ)・・・(笑
やはり来春刊行の未発表短編は楽しみですね!
by コースケ (2009-12-13 18:18)
クリスティーに未発表短編があったんですね。
すでに刊行されている作品(完成品?)と比較するのもおもしろそう。
ところでポワロとポアロ、どっちの表記がメジャーなんでしょう?
by チヨロギ (2009-12-14 01:09)
>コースケさん、『チョコレートの箱』のオチはYuseumも好きです(*^_^*)
来春が楽しみですね♪
>チヨロギさん、そうなんです。
しかも、単なる未発表短編集ではなく、クリスティーの構想メモとかも収められている(というより、そちらがメイン?)ようなので、楽しみです。
ハヤカワさんのクリスティー文庫が「ポアロ」だから、ポアロの方がややメジャーな気がします。
しかし、Yuseumは「ポワロ」派。(NHKと同じ。)
発音的には、ポワロの方が近いと思うのですがねぇ〜。
by Yuseum (2009-12-14 21:42)
ポアロとポワロ言われてみれば
確かに「ポアロ」になってしまいがちな気がしますが
発音の難しさなのでしょうね。
ちょっとした発見でしたf(^^;)
by aya_rui (2009-12-14 22:10)
aya_ruiさん、そうですね。
意識していないと、ポアロって発音してるかもf^_^;
by Yuseum (2009-12-20 16:20)