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クイーンのライツヴィル [エラリー・クイーン]

約2年前、私はこのブログにこんな記事を書きました。
「クイーン再入門」特集で残念に思ったこと

その後、要望の半分は実現しました[わーい(嬉しい顔)]
『フォックス家の殺人』『十日間の不思議』の新訳版です[exclamation]

フォックス家の殺人〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

フォックス家の殺人〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2020/12/17
  • メディア: 文庫
Get it on Apple Books
十日間の不思議〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

十日間の不思議〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2021/02/17
  • メディア: 文庫
Get it on Apple Books
いやぁ、うれしいですね(o^-^)

『フォックス家の殺人』については、本が好き!に初めて書評…というか感想を記してみました。
『フォックス家の殺人(新訳版)』の感想、レビュー(ゆーじあむの書評)
ここにも書いたように、
で読むのをお薦めします。
『九尾の猫』はライツヴィルを舞台としたシリーズではありませんが。)

先日のハヤカワミステリマガジンでも、2年ぶりにエラリイ・クイーンが特集されていましたね。
ミステリマガジン 2021年 03 月号 [雑誌]

ミステリマガジン 2021年 03 月号 [雑誌]

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2021/01/25
  • メディア: 雑誌
このミステリマガジンには、本邦初訳である戯曲版「災厄の町」が収められています。
脚本のジョゼフ・グッドリッチは、『十日間の不思議』『九尾の猫』 『悪の起源』執筆をめぐるエラリー・クイーンの合作の内幕を明かした往復書簡集Blood Relations(邦訳は、国書刊行会から刊行予定の『エラリー・クイーン 創作の秘密』)を編纂しており、そちらも楽しみです。

そして、その戯曲も翻訳された越前敏弥さんは、ライツヴィル・シリーズの次作の長編『ダブル・ダブル』の新訳に乗り気のようですので、是非ともその新訳版も実現してほしいです(_ _)
『ダブル・ダブル』は、20年くらい前に初めて読んだときは、「(!o!)オオ!」と思ったのですが、昨年再読したときは、今ひとつピンとこなかったんですよね。。。
ダブル・ダブル

ダブル・ダブル

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2014/02/21
  • メディア: Kindle版
あ、早川書房さんにはエラリイ・クイーン諸作の電子書籍化の再開も(o_ _)o


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