「あざと可愛さ」はパワーアップ;『invert 城塚翡翠倒叙集』 [Mystery]
すべてが、反転。
相沢沙呼さんの最新作『invert 城塚翡翠倒叙集』を読みました
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まず始めに。
本作では、前作『medium 霊媒探偵城塚翡翠』の結末に触れています。
まあ、前作を読まなくても、一応本作は楽しめますが、それでは前作を読む楽しみが激減してしまいますので、まだ前作を読んでいない方は回れ右して、[メディウム]から読まれることをお薦めします(・・)(。。)
(文庫化されました。)
本作では、前作『medium 霊媒探偵城塚翡翠』の結末に触れています。
まあ、前作を読まなくても、一応本作は楽しめますが、それでは前作を読む楽しみが激減してしまいますので、まだ前作を読んでいない方は回れ右して、[メディウム]から読まれることをお薦めします(・・)(。。)
(文庫化されました。)
オーディオブックもあります。
それでは、[インヴァート]。
最初に、invertという単語の意味が記されていますが、「…を逆さにする,ひっくり返す,…を裏返しにする」などの意味があって、inverted detective storyといえば、倒叙推理小説を意味します。
蛇足ながら、倒叙推理小説とは事前に犯人・犯行が明らかになっている作品で、映像で有名な作品としては「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」などがあります。
倒叙推理小説の元祖はこちら
そして、本書は「雲上(うんじょう)の晴れ間」、「泡沫(ほうまつ)の審判」、「信用ならない目撃者」という3つの中編から構成されており、最後の中編が他より長そうなので、
「最後の作品で、何かが仕掛けられているに違いない(`・ω・´)!」
と思うわけです。
実際、最初の2編は普通の倒叙推理小説のようでしたが、「信用ならない目撃者」は城塚翡翠のピンチか?!などと思いながら読んでいましたが……
「最後の作品で、何かが仕掛けられているに違いない(`・ω・´)!」
と思うわけです。
実際、最初の2編は普通の倒叙推理小説のようでしたが、「信用ならない目撃者」は城塚翡翠のピンチか?!などと思いながら読んでいましたが……
……ここからは実際に読んで確認してみてください。
それにしても、翡翠さん。
相変わらず可愛らしいですが、あざといです。(褒め言葉です。)
この「あざとい」という単語は、実際に本書でも記されているので、思わず苦笑しました。
相変わらず可愛らしいですが、あざといです。(褒め言葉です。)
この「あざとい」という単語は、実際に本書でも記されているので、思わず苦笑しました。
カバージャケットは前作に引き続き、遠田志帆さんの美しいイラストです。
……まさか、このイラストにヒ(以下略)
2022年10月追記
[インヴァート]もオーディオブックが刊行されています。
……まさか、このイラストにヒ(以下略)
2022年10月追記
[インヴァート]もオーディオブックが刊行されています。
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