「クイーン再入門」特集で残念に思ったこと [エラリー・クイーン]
まず。
もしも、伝説のロックバンドの情報をお求めに拙サイトへ来られた方。
申し訳ございません(_ _)
この記事は、今から90年前にアメリカでデビューした作家「エラリー・クイーン」、早川書房ならば「エラリイ・クイーン」に関する記事です。
もしも、伝説のロックバンドの情報をお求めに拙サイトへ来られた方。
申し訳ございません(_ _)
この記事は、今から90年前にアメリカでデビューした作家「エラリー・クイーン」、早川書房ならば「エラリイ・クイーン」に関する記事です。
さて。
「クイーン再入門」とは、ハヤカワミステリマガジン2019年7月号の特集です。
「クイーン再入門」とは、ハヤカワミステリマガジン2019年7月号の特集です。
ミステリ界にのちのちまで多大な影響を与えたエラリイ・クイーン、ということで、著名人のみなさんによる「初心者にお薦めのクイーン」というコーナーがあるのですが。
ハヤカワ・ミステリ文庫のクイーン作品、「電子書籍」のみや「品切れ中」が多いような…
いや、電子書籍はまだ読めるからいいのですよ。
ただ、小説の分野はまだまだ紙書籍の方がいい、という方が多数なのも事実。
ただ、小説の分野はまだまだ紙書籍の方がいい、という方が多数なのも事実。
「国名シリーズ」や「悲劇四部作」のようなクイーン前期の作品は、新訳が角川文庫や創元推理文庫から出版されています。
ただ、クイーン中・後期の作品はたいてい早川書房が翻訳権を持っているので、ハヤカワ・ミステリ文庫でないと読めないのですよね。
だから、エラリイ・クイーンの諸作がほとんど読めるのはハヤカワ・ミステリ文庫…のはずなのですが(´ε`;)ウーン…
この数年、早川書房さんから新訳で出版されたのはこの二冊。
ただ、クイーン中・後期の作品はたいてい早川書房が翻訳権を持っているので、ハヤカワ・ミステリ文庫でないと読めないのですよね。
だから、エラリイ・クイーンの諸作がほとんど読めるのはハヤカワ・ミステリ文庫…のはずなのですが(´ε`;)ウーン…
この数年、早川書房さんから新訳で出版されたのはこの二冊。
いずれも中期の名作ですが、実質、この二冊しかハヤカワ・ミステリ文庫のエラリイ・クイーンの紙書籍の新刊は入手できません。
今から20年ほど前、私がクイーンにはまった頃は、本屋さんに行くと(今回の特集で芦辺拓さんも触れられているように)ハヤカワ・ミステリ文庫の青い背表紙がズラリと並んでいて壮観だったのですが、それも今は昔。。。
だから、今回の特集で多くの方が仰っていたように、まずは『災厄の町』と『九尾の猫』の間を埋める『フォックス家の殺人』と『十日間の不思議』の新訳をお願いします
(訳者の越前敏弥さんも望まれているし。)
一応、これらの二作は電子書籍で読める状態ではあります。
2021年3月追記:この二作の新訳版が実現しました(o´∀`o)
クイーンのライツヴィル
新訳と言えば、うれしいニュースも記されていました。
創元推理文庫ではありますが、2020年に短編集『エラリー・クイーンの新冒険』の新訳が出版予定とのこと。
これについては、私の別ブログにて希望を出していたので、うれしいですね゚(o´∀`o)
定員No. 90:新訳で親しみやすくなった『エラリー・クイーンの冒険』
今から20年ほど前、私がクイーンにはまった頃は、本屋さんに行くと(今回の特集で芦辺拓さんも触れられているように)ハヤカワ・ミステリ文庫の青い背表紙がズラリと並んでいて壮観だったのですが、それも今は昔。。。
だから、今回の特集で多くの方が仰っていたように、まずは『災厄の町』と『九尾の猫』の間を埋める『フォックス家の殺人』と『十日間の不思議』の新訳をお願いします
(訳者の越前敏弥さんも望まれているし。)
一応、これらの二作は電子書籍で読める状態ではあります。
2021年3月追記:この二作の新訳版が実現しました(o´∀`o)
クイーンのライツヴィル
新訳と言えば、うれしいニュースも記されていました。
創元推理文庫ではありますが、2020年に短編集『エラリー・クイーンの新冒険』の新訳が出版予定とのこと。
これについては、私の別ブログにて希望を出していたので、うれしいですね゚(o´∀`o)
定員No. 90:新訳で親しみやすくなった『エラリー・クイーンの冒険』
日本初放送の『ABC殺人事件』ほか、アガサ・クリスティー原作ドラマ3作品がNHK BSプレミアムで放映 [アガサ・クリスティー]
土曜夕方の『刑事フォイル』の放送が終わって寂しいですが、後番組は英国BBCで制作されたアガサ・クリスティーの原作ドラマ3作品が放送されます。
特に、ジョン・マルコヴィッチ主演の『ABC殺人事件』は日本初放送
以前ご紹介した、こちらのドラマを制作したスタッフによるドラマです。
特に、ジョン・マルコヴィッチ主演の『ABC殺人事件』は日本初放送
以前ご紹介した、こちらのドラマを制作したスタッフによるドラマです。
どの作品にも言えることですが、基本は原作に沿いながら、新たな解釈を加えてドラマ化されているのが特徴です。
6/8(土)、6/15(土)午後5時より、NHK BSプレミアムにて前編、後編と放送されるドラマはこちら
原作はクリスティーの傑作短編で、後に戯曲化されています。
短編と戯曲とでは結末が少し異なるのですが、はたして今回のドラマは
『情婦』という邦題で映画化もされており、古い映画ですがこれも傑作。
短編と戯曲とでは結末が少し異なるのですが、はたして今回のドラマは
『情婦』という邦題で映画化もされており、古い映画ですがこれも傑作。
<短編集>
<戯曲>
<映画>
6/22(土)から全3回で放送されるドラマはこちら
この作品、意外に結構映像化されています。
古くは『ドーバー海峡殺人事件』という邦題で映画化されているのですが、、、
これ、DVD化されていないのですよ(;´д`)…
あとは、ジェラルディン・マクイーワン主演の「アガサ・クリスティー ミス・マープル」においてTVドラマ化。
原作では登場しないミス・マープルが活躍します。。。
また、フランスの「アガサ・クリスティーのフレンチ・ミステリー」というTVドラマシリーズでも映像化されています。
このシリーズは、AXNミステリーで時々再放送されています。
古くは『ドーバー海峡殺人事件』という邦題で映画化されているのですが、、、
これ、DVD化されていないのですよ(;´д`)…
あとは、ジェラルディン・マクイーワン主演の「アガサ・クリスティー ミス・マープル」においてTVドラマ化。
原作では登場しないミス・マープルが活躍します。。。
また、フランスの「アガサ・クリスティーのフレンチ・ミステリー」というTVドラマシリーズでも映像化されています。
このシリーズは、AXNミステリーで時々再放送されています。
今回のドラマを見る前に、原作を読んでおいた方が(原作との違いがはっきりして)楽しめると思います。
<原作>
<アガサ・クリスティー ミス・マープル>