SSブログ
エラリー・クイーン ブログトップ
前の5件 | 次の5件

視聴者への挑戦—EQのテレビドラマを日本で— [エラリー・クイーン]

EQ6.png
にせみさんのブログ記事に触発されて購入したYuseum。
通常配送で注文したので、1ヶ月くらいかかるかなぁ〜と思っていたけれど、その半分くらいで届きました[船]
日本でも以前テレビ放送されたことがありますが、本国も含めて、これまでビデオ化、DVD化されていなかったシリーズが、ついに(o゜▽゜)です!

まだ日本では手に入りません(´。`)
でも、そこは円高[ひらめき]
配送料を併せても日本では信じられない価格で購入できました(^^)v
(パッケージの作りがややショボイのは気にしないw)
下は、YouTubeにあった第1話『蛍の光の冒険』The Adventure of Auld Lang Syneのオープニング[人影]

さて。
アメリカ製のDVDなので、テレビの映像方式[TV]は日本と同じNTSCで問題ないのですが、DVDのリージョンコードが日本と異なるので、普通のDVDプレイヤーでは再生できません(・・)

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

動機/探索 [エラリー・クイーン]

にせみさんのブログを読んで知ったのですが、EQFCのホームページクイーン談話室に、エラリー・クイーン原作の中編『動機』The Motiveを映像化した、「探索」Terror at Northfieldという作品がAXNミステリーで放映中の「ヒッチコック劇場」にて放送される、という情報[メモ]

「おっ、これは見なきゃ[TV]
ということで録画したものを、本日見ることに。
「その前に、原作をもう1回読むか。確か4年前に1回読んだけど、内容忘れたしσ(^◇^;)」
ということで、にせみさんは番町書房の本で読まれていましたが、Yuseumはこちらの本↓で再度することに・・・[本]
・・・・・
・・・・・って[exclamation&question]
間違いの悲劇 (創元推理文庫)

間違いの悲劇 (創元推理文庫)

  • 作者: エラリー・クイーン
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2006/01/20
  • メディア: 文庫
「あれっ、これ1回も読んでないや[爆弾]( ゚д゚)ドカーン!!」

実は、Yuseum。クイーンの作品を全て読んでいるわけではなく、一部未読のまま残しているんですね。
(ほら、美味しいものは後から食べるタイプなんですw)
で、この短編集も表題作『間違いの悲劇』は読んだのですが、他の短編は後にとってあるんです。
ただ、最初に収録されている『動機』は読んだ、と思っていたのですがf^_^;

で、遅ればせながら読みました[わーい(嬉しい顔)]
「ミッシングリンク中編」と名付けられたこの作品。
クイーンにしては珍しくノン・シリーズ物です。
ノースフィールドという町に住む農夫の息子、トミーが行方不明になった。やがて、遺体が発見されるのだが、その数週間後、新たな死体が発見された。トミーの遺体があった場所で・・・。最初の殺人事件を忠実に再現している他は、何の共通点も見いだせない。誰が、いったい何の目的で? 捜査が八方塞がりになる中、第3の事件が起こる・・・!
ミッシングリンク(失われた環)とは、連続殺人の相互に関係なさそうな共通項を意味します。
では、今回の事件の共通項は?
・・・うーん?
確かに共通項はあったのですが、前半部で「あること」をちゃんとほのめかしていないから、これは推理できないのでないかい?
クイーンお得意の「何気ない小物」はちゃんと描写していたのに、これはもったいないな〜、という気がしました。
まあ、作品としてはなかなか面白かったですが。

で、続いて映像作品を見てみました[TV]

続きを読む


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

EQ+Y=? [エラリー・クイーン]

たまにはtwitterばかりでなく、ブログを書こうヾ(^^ )

現在、飯城勇三氏の「エラリー・クイーン論」をパラパラと読んでいます[本]
エラリー・クイーン論

エラリー・クイーン論

  • 作者: 飯城 勇三
  • 出版社/メーカー: 論創社
  • 発売日: 2010/09
  • メディア: 単行本
これはエラリー・クイーンについての評論集なわけで、まだ全部読んだわけではないのですが、まず面白いな、と思ったところを。
一口に本格推理小説と言っても、<意外な推理>を楽しむものと<意外な真相>を楽しむものに大別され、たいていの作品は<意外な真相>を追究しているのに比べて、クイーンの諸作は<意外な推理>Surprise Deductionを追究している点において、他とは異彩を放っていること。
また、「犯人の物語」と「探偵の物語」についての論考も面白いです。
<意外な推理>を描こうとする際、「犯人の物語」は<推理>に興じる妨げにもなりかねないので、それに対してクイーンがどのように工夫しているのかが論じられています。

<意外な推理>を追究する中で、「犯人の物語」を描く必要が出てきたのが「ドルリー・レーン四部作」。
先日、新訳出版された『Yの悲劇』もその1つ。
Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2)

Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2)

  • 作者: エラリー・クイーン
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/09/25
  • メディア: 文庫
翻訳は『ダ・ヴィンチ・コード』訳者として有名で、古典ミステリの翻訳(『検死審問―インクエスト』など)でも定評のある越前敏弥さん。
ということで、Yuseum。
只今、3回目の『Y』を読んでいます(^^)

この作品、「意外な犯人」でも有名ですけれど、この作品の魅力はそこだけにあるわけではないのは先に触れたとおり。
(だから、「こんな犯人、意外でもなんでもない。」と言うのはナンセンス。)
まだ未読の方は、この歴史的な名作を是非読んでみましょう(^o^)


nice!(4)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

クリスマスと人形 [エラリー・クイーン]

最近、すっかり文庫では「クラシック・ミステリ」の新刊を出してくれなくなった早川書房さんですが(-Φ-)
メールマガジン「ハヤカワ・オンライン・ニュース」で連載中の世界ミステリ短篇講座が面白いです(._.)φ
毎回、新旧のミステリ短編を1本推薦紹介しているのですが、vol.087(2009.11.30)に掲載の第12講、
「クリスマスにはクリステ・・・じゃないか」
で紹介されたのが、『クリスマスと人形』The Dauphin's Doll

この作品が収録されている短編集は、エラリー・クイーンの「犯罪カレンダー <7月~12月>」 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
(まあ、ハヤカワは「エラリイ」なんですけど(^◇^;))
本作では、「ルパンの伝統をひいた」神出鬼没の怪盗コーマスが、ニューヨークのデパートに展示予定の「フランス皇太子人形 The Dauphin's Doll」を盗むことを予告するわけですが、この「フランス皇太子人形」に49カラットのダイヤが嵌めこまれていると聞いて、エラリイが、
「というと、≪ホープ・ダイヤ≫だとか、≪南アフリカの星≫より大きいのか!」
と興奮するシーンがあるのです。

で、先に紹介したメルマガでは、このエラリイの発言の後半は「間違い」であることを、ユーモラスに指摘しています。
以下、ちょっと長いですが抜粋してみましょう。

なお、下の図はWikipediaより「ホープ・ダイヤ」

続きを読む


nice!(7)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

盤面の敵 [エラリー・クイーン]

毎日暑いですね(;^ω^)
しばらく更新していないこのブログも、少しイメチェン[NEW]

さて。
先週、Yuseumは少しばかり実家に帰省していたのですが、上の妹あろまに北村薫さんの 『ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件』 を薦めたら面白かったみたいで、エラリー・クイーンにも興味を持ったようd(^-^)
そこで、実家の本棚にクイーンの本がないか探してみると、この前プレゼントした 『オランダ』 『エジプト』 (の旧版w)の他に、↓の本[本]もあったので、それらをあろまに薦めておいたのですが。。。

盤面の敵 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 3-7)

盤面の敵 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 3-7)

  • 作者: エラリイ・クイーン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1977/11
  • メディア: 文庫

はて?
中期の代表作をすっ飛ばして、こんなクイーン最後期の作品を国名シリーズと一緒に薦めたら、混乱するんじゃないかしら(@_@;)
(一応、 「エラリー・クイーン パーフェクトガイド (ぶんか社文庫)」 には「読んでほしい順」の上の方にあったが。。。)
そもそも、どんな作品だったっけ[爆弾]
かなり[ぴかぴか(新しい)]「神秘的」[ぴかぴか(新しい)]なイメージが残っているんだけど・・・。

ということで、自宅[家]に帰ったYuseumは自分の本棚から 『盤面の敵』 を取り出し、再読してみることにφ(゚Д゚ )

四つの奇怪な城と庭園から成るヨーク館で発生した残虐な殺人—
富豪の莫大な遺産の相続権を持つ甥のロバートが、花崗岩のブロックで殺害された。殺人の方法も奇抜ではあるが、以前からヨーク館には犯人からとおぼしき奇妙なカードが送られてきたのだ!
果たして犯人の真の目的は?
父親から事件の詳細を聞くや、俄然気負いたったエラリーだったが。。。

続きを読む


nice!(8)  コメント(6)  トラックバック(1) 
共通テーマ:
前の5件 | 次の5件 エラリー・クイーン ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。