まず、blacksheep_aliiさんのブログによると[大河後半に「東へ」という回がありますが、この「！」の有無に大きな違いを感じますね・・（泣）「西へ！」は希望にあふれた回ですが、「東へ」は江戸への敗走を余儀なくされた回。すごく切ないです・・・。]とあります。blacksheep_aliiさんは中学３年生なのに、凄い卓見の持ち主だと思いました。
浪士組出立の日、隊の編成が発表されるが、勇は無役の平隊士扱いでした。食客の大半は三番組に編成されましたが、源さんだけ七番組。総司はそこで林太郎義兄さんの名前を見つけてびっくり( ・_・;)
歳三は勇にお役目をつけるため、策略を練ります。捨助から大金を騙し取り、その金を袖の下に使って、清河八郎を買収します。一旦は断る清河。歳三は「銭を粗末にする奴はろくな死に方をしませんよ。」と言って去ろうとしますが、結局清河はその金を受け取ることにします。清河は佐々木只三郎を始め、自分を浪士組から遠ざけたいという強い思惑を感じたので、京まで別行動をとろうと考えたからです。「私抜きで浪士を束ねることがどれだけ難しいか、あの者達に思い知らせる!」
鴨さん一派勢揃いの飯屋で、勇は芹沢と話をします。「一緒にご公儀のために頑張りましょう。」と話す勇を笑う芹沢達。「浪士組に入った理屈。そんなものはねえ。俺は理屈じゃ動かない。血が騒いだ、それだけだ。」
おみつさんが試衛館の門人を激励しに伝通院を訪れます。（しかし、石田散薬はやっぱり効かないんですね。。。）
歳三のおかげで先番宿割の役につけた勇。清河の長年の同志で先番宿割の池田徳太郎（野中功さん）に説明を受ける勇。しかし、池田は突然先番宿割が代わったので、大いに不満です。
小頭の集まりの中で、京への中山道を通ると聞かされて、東海道での先番宿割を準備していた池田は更に不満。そこへ、鐘を鳴らしながら芹沢鴨が現れます。一番組の小頭である北辰一刀流の根岸友山（奥村公延さん）を足下もおぼつかない爺扱いして侮辱しますが、粕谷新五郎に力でねじ伏せられます。
永倉は大村達尾（江畑浩規さん）を見かけます。祐天仙之助を親の敵として討つために浪士組に入ったと聞かされ、永倉は一抹の不安を覚えます。（しかし、大村達尾もああなるとは・・・。）
勇は何故お役につけたのか、歳三を詰問します。トシは言います。「ようやく掴めたお役目じゃねえか。今更辞退するなんて口が裂けても言うんじゃないぞ。」そして、トシは捨助を峰打ちで気絶させ、たまたまその場にいたお琴さんと・・・(#^_^#)
一方、勇とおみつさんは境内で昔の楽しかった時期を語り合います。「かっちゃん、私のこと好きだったでしょ。」と言われて、ドキッとする勇(^_^;。総司のことをよろしくお願いします、と伝えておみつさんは去ります。
源さんは自分だけ組が違うということで、落ち込んだままです。そして、もう一人憂き目にあった人が。殿内義雄さん。先番宿割を外されたと聞いたトシは、一緒に世話役を捜してあげます。「いい人だ。」と殿内さん。でも、その人のせいであなたはお役目を外されたんですよ！
飯屋に芹沢を呼びにいった総司は粕谷と鴨さん一派の一触即発の現場に出くわします。粕谷の真似をして刀を抜く総司。それに興味を覚えた芹沢は沖田の名前を尋ねます。
いよいよ出立の時、隠れて勇を見送りに来たつねさんはおみつさんに促されて、こらえきれずに大声で別れの言葉を投げかけます。
後に残された捨助。捨助は「見てろよ。どこまでも追いかけてやる。」と悔しがります。。。
(P.S. 中村獅童さん、ご結婚おめでとうございます＼(^_^)／）
それでは、第１３回まで。