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先日、スカパーetc.のミステリチャンネルで、「ロアルド・ダール劇場〜予期せぬ出来事」の再放送が始まったので、見てみました。(実は、Yuseum初めて見るんです(^_^;)
ロアルド・ダールといえば、最近では『チャーリーとチョコレート工場』の原作者として知られていますね。
ロアルド・ダールコレクション 2
ロアルド・ダール著 / クェンティン・ブレイク絵(評論社)
さて、放映されていたのは『南から来た男』"Man from the South"。
短編作家の都筑道夫さんが、「奇妙な味」のベスト5に推していた作品です。
南から来た男が、ある士官候補生のアメリカ人青年に賭けを持ちかける。
それは、自分の新車と引き替えに、青年の左手小指を頂く、というものであった。…
- Mystery
Yuseumには、「目に尖ったものが刺さる」ことと「指がナイフで一刀両断される」ことは、想像するだけでも恐ろしく思えるので、この作品はゾクゾクするものでした。
ジャマイカで撮影されたそうですが、緊張しながら見ていました。
見終わってから原作も読んでみて、ほぼ忠実に映像化されていることが分かりました。
原作は短編集「あなたに似た人」
この「ロアルド・ダール劇場〜予期せぬ出来事」シリーズ。
日本でいえば、「世にも奇妙な物語」が近い番組だと思われますが、その第3シリーズが6月にミステリチャンネルで日本初放送されるとのこと。
今から楽しみです。
ところで、NHKラジオ第2放送の(木)21:30〜22:00に放送されている「原書で読む世界の名作」。
4月〜6月はロアルド・ダールの短編集「キス・キス」
5月中旬までは『牧師の楽しみ』"Parson's Pleasure"を放送。
それ以降は、『覇王エドワード』"Edward the Conqueror"、『女家主』"The Landlady"を放送予定。
こちらも楽しみですね。