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アプルビイ警部が活躍する2作品、『証拠は語る』『アララテのアプルビイ』「戯曲アルセーヌ・ルパン」が、相次いで発売!

本棚の中の骸骨は、Yuseumが海外古典ミステリの新刊・近刊を調べる際に、大いに重宝しているサイトです。
これによると、12月上旬にはYuseumの好みそうなミステリが次々に出そう。。。
(それもハードカバー多し( ・_・;) 金が・・・)

そういうわけで、今日はそれらの注目ミステリを「ミステリ叢書」別に紹介していきましょう。(来年の展望も少し触れてみます。)

[1] 長崎出版「海外ミステリGem Collection シリーズ」
あまり聞いたことがなかった出版社ですが、ここがすごいことをやるんだ!
海外古典ミステリ叢書への新規参入は久しぶりだけど、第1弾は12/6にこの作品。

『証拠は語る』(今井 直子訳)

この作品はマイクル(マイケル)・イネスのThe Weight of the Evidenceの翻訳で、世界ミステリ作家事典(本格派編)によると、ファース(笑劇)に属するようです。
イネスは探偵小説におけるリアリティーに嫌悪感を抱いていたようで、軽妙さとユーモアが前面に押し出された作品が多いのだとか。