その原作はこちらです#59045;
一話完結のこのドラマ。原作のメインキャラクター設定をいろいろ変更・追加されてはいるものの、ストーリーはほぼ原作通りでしたね。
時を戻すことができましたアリバイは、崩れました!
「時計修理承ります」とともに「アリバイ崩し承ります」という貼り紙がある美谷時計店。
その店主である美谷時乃にアリバイ崩しを依頼する刑事。
警察庁のキャリアでしたが、ある出来事がきっかけで那野県警に左遷された、プライドの高い刑事部の管理官です。
那野県警には、父親が大物国会議員のボンボン刑事、成田凌さん演じる渡海雄馬(とかいゆうま)など、ドラマのオリジナルキャラクターも何人か登場しており、彼らのやり取りもドラマの見どころの一つです。
ドラマの第2話「ストーカーのアリバイ」は、原作の第1話「時計屋探偵とストーカーのアリバイ」に沿っていました。
ストーリーやアリバイ・トリックは、ほぼ原作通りでした。
これは、おそらく原作の第5話「時計屋探偵とお祖父さんのアリバイ」に沿うのでしょう。
原作から読むか?ドラマから見るか?
ストーリーは(今のところ)ほぼ原作通りなので、わりと淡々と話が進行する原作がどのように脚色されたかを見る楽しみができると思います。
(補足)
ドラマの第4話「山荘のアリバイ」←原作の第6話「時計屋探偵と山荘のアリバイ」、
ドラマの第5話「ダウンロードのアリバイ」←原作の第7話「時計屋探偵とダウンロードのアリバイ」、
ドラマの第6話「最終章…凶器のアリバイ」←原作の第2話「時計屋探偵と凶器のアリバイ」、
そして、ドラマの最終回「多すぎる証人のアリバイ」は、「アリバイ崩し承ります2」の第2話「時計屋探偵と多すぎる証人のアリバイ」をベースにしていました。
(最終回は一部に「ドラマ・オリジナル」ともありましたが、それは間違いです。)
この「アリバイ崩し承ります2」は、2020年4月現在、実業之日本社の文芸webマガジン「Webジェイ・ノベル」に第2話まで公開されており、無料で読めます#59095;
「アリバイ崩し承ります2」の第1話がドラマ化されていないこともあって、ドラマの続編も期待できそうですね。