まあ、かわいい子猫DSについては、「キラ☆タメ!」ブログに書くとして…
(ブログパーツは置きましたが(=^..^=)ミャー)
あと、このブログタイトルは、平松愛理さんの「部屋とYシャツと私」のメロディーで♪w
- 『猫とねずみ』 (ハヤカワ・ミステリ 472)
↑はYuseumの敬愛するクリスチアナ・ブランドの作品だけど、ブランドの邦訳作品の中で、この本だけ持ってなかったんですよ。
でも、ブランドの作品はしばしば品切れになる。
(今も、Yuseumが感想を書いた『ジェゼベルの死』やら『疑惑の霧』やらが品切れ`s(-・-;) )
ので、先日ようやく購入したのですが、この『猫とねずみ』を今の今まで購入しなかったのは、この作品が「ノン・シリーズのロマンティック・サスペンス」だからというのもあったけど、↓の本にある「北村薫さんの解説」が大きく影響していますf(^ー^;
ストーリー自体は面白そうなんですよ、『猫とねずみ』。
ポケミスにあるあらすじによると、
雑誌「乙女の友」の女性記者、≪ミス身上相談≫のカティンカのもとに、愛らしいウェールズの少女アミスタから恋の身上相談の手紙が届いて、それから話がトントンと進んでアミスタは結婚した…はずだったのが、いざカティンカの故郷でもあるウェールズのアミスタの家へ足を運ぶと、アミスタなんて女性はいない(?_?)エ?
・・・面白そうでしょ?
でも、北村薫さんはこの本を真冬の深夜に布団の中で読んでいたそうですが・・・。
「そして、途中で ≪こりゃあ、とんでもない本を読み始めてしまった≫ と思ったものだ。怪談めいた話であり、そこに出て来る≪顔≫の描写が、ページを閉じたくなるほどに、生理的に不快だったのである。その感じは指先を突き刺すような夜の空気と共に今もはっきりと記憶に残っている。」
そうで、『〜のビュッフェ』の解説を書く際に、始めは、
「(前略)・・・『猫とねずみ』はパラパラと見ることもしなかった。しかし、ここまで書いて万が一記憶違いだといけないと、責任上、問題の箇所を当たることにした。すぐに分かった。間違いない。時を越え、ところを越え、気持ちの悪いものはやっぱり気持ちが悪かった。」
・・・相当気持ち悪いんでしょうね(__;)
北村さんは、ブランドの作品イメージを一言で、≪意地悪≫と表現しています。(うん、その通りだ(・・)(。。)w)
まさに英語の、
“Malice”
という単語が相応しい作品が多いですから。
(褒め言葉ですよ(^^)v)
ちょうど今は北村さんが読んだときと同じように寒い季節なので{{ (>_<) }}、『猫とねずみ』、読んでみます(._.)φ
ではでは(^o^)/~~~
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「おい、猿は(゚o゚)ヾ(--;オイオイ...」
そうでした、そうでした(;^_^A アセアセ…
いや、ブランドと全然関係ないんですが、↓の本と一緒に購入したんです(^^ゞ
オースティン・フリーマンは、<ホームズのライヴァルたち>の一人、科学捜査や法医学で推理する法廷弁護士「ソーンダイク博士」を創造した作家。
この本も、ソーンダイク博士の登場する作品なのですが、これまで日本ではソーンダイク博士の短編は有名だったけど(「ソーンダイク博士の事件簿 (1)」 (創元推理文庫)など)、長編は作品数の割にあまり紹介されていなかったんです。
しかし、近年。
『証拠は眠る』 (原書房:ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)や『ペンローズ失踪事件』 (長崎出版:海外ミステリGem Collection 8)のように、長編が次々と翻訳されてきています。
しかし、長崎出版は昨年彗星のごとく(笑)海外古典ミステリの世界に出現したのですが、今や(少なくとも「量」の点では)論創社と共にこの世界をリードしていますからねぇ〜。
でも、原著"The Stoneware Monkey"にはあるらしい、陶器の猿の写真2枚が(パラパラと見る限り)ないのは残念(x_x)
(いや、それだけを確認するためにこの本を…(爆))