サッカーW杯と“Murder Game” [クリスチアナ・ブランド]
今日(2010/5/30)の日本xイングランドの親善試合を見て、4年前に書いたこの記事を思い出したので、上げておきます(^^ゞ
4年前の記事なので、2010年のイングランドは44年ぶりの優勝を目指すことになります
サッカーW杯も佳境を迎えました。
Yuseumが日本代表以外に興味を持っているのは、40年ぶりの優勝を目指していたイングランド代表。
これは英国ミステリ好きと無縁ではありません。
今日は、そのイングランド、PK戦でポルトガルに敗れてしまいました(´ヘ`;)
ところで、サッカーとミステリで何か面白いネタはないかな、と調べてみたんですが、意外にないんですね。
もちろん、サッカーを題材にしたミステリーがないわけではなくて、例えば、あのサッカーの神様ペレの書いた『ワールドカップ殺人事件』というのもあります。
でも、Yuseumの探しているのは、サッカーの母国イングランドで生まれた英国ミステリ。
と思っていたら、灯台もと暗し。意外なところにありました。
Yuseumの大好きなクリスチアナ・ブランドの『ジェミニー・クリケット事件』Murder Gameです。
「招かれざる客たちのビュッフェ」
クリスチアナ・ブランド著 / 深町 真理子〔ほか〕訳
この作品は短編集「招かれざる客たちのビュッフェ」に収録されており、密室物の傑作として評価が高いばかりでなく、オールタイムベストの短篇部門でも上位に入る名作です。
ジェミニー殺人事件について青年が老人に語るところから始まるのですが、この犯行が行われたのが「土曜の午後で、おまけにワールドカップの決勝戦」だったのです!
「決勝戦」というのがポイントです。
Xmasプレゼントは「青の恐怖」 [クリスチアナ・ブランド]
- ショップ: Forest Plus by KINOKUNIYA
- 価格: 4,284 円
- おどろおどろしいタイトルですね。怖いですねw{{ (>_<) }}w
- でも、原題はGreen for Danger。
- そう、『緑は危険』です。
山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー [クリスチアナ・ブランド]
ええと`s(-・-;)
Yuseum、山口雅也さんの作品は読んだことないです(爆)
でも。
山口さんがクリスチアナ・ブランドを敬愛していることは、よく存じています(^^)
なんたって、ブランドの文庫化作品(7作)のうち、『緑は危険』、『ジェゼベルの死』、『暗闇の薔薇』の3作品、そして、この前発売されたばかりの「ぶち猫 コックリル警部の事件簿」の解説は、いずれも山口さんの熱い解説ですから(^^ゞ
そんな山口さんの手による、角川文庫の現代作家による「本格ミステリ・アンソロジー」がこれ↓
山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー (角川文庫 や 29-3)
- 作者: ジェイムズ・パウエル、他
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/12
- メディア: 文庫
「有栖川有栖の〜」、「北村薫の〜」、「法月綸太郎の〜」に続く第4弾!
(そのうち、北村さんのは読みました。←ブランドの傑作短編『ジェミニー・クリケット事件』の[米版]が収載されていたので(^_^))
なんでも、中学生の頃から≪お遊び≫でミステリ・アンソロジーを作成していた山口さんは、このお三方が羨ましかったそうで(笑)
そのことがIntro.で触れられているのですが、これがまた面白くてo(^-^)o(少なくとも9回は寸評付きのアンソロジーを編んでます(!o!))、その中学時代の「寸評」だけでも1冊の面白い本になりそうなのですが…(^^)v
ここでは、今回のwアンソロジー収録作品を紹介していきます。
アンソロジーって収録作品がわからないと、購入に躊躇しますよね?
(昔は「立ち読み」してたものだが、本をネットで買う最近は、その辺りが分かりにくい(・・)(。。))
ちなみに、Yuseumはまだ本作読んでないので、当然ネタバレはございません(苦笑)
ご安心を♪
〜猫と ねずみと お猿〜♪(笑) [クリスチアナ・ブランド]
まあ、かわいい子猫DSについては、「キラ☆タメ!」ブログに書くとして…
(ブログパーツは置きましたが(=^..^=)ミャー)
あと、このブログタイトルは、平松愛理さんの「部屋とYシャツと私」のメロディーで♪w
↑はYuseumの敬愛するクリスチアナ・ブランドの作品だけど、ブランドの邦訳作品の中で、この本だけ持ってなかったんですよ。
でも、ブランドの作品はしばしば品切れになる。
(今も、Yuseumが感想を書いた『ジェゼベルの死』やら『疑惑の霧』やらが品切れ`s(-・-;) )
ので、先日ようやく購入したのですが、この『猫とねずみ』を今の今まで購入しなかったのは、この作品が「ノン・シリーズのロマンティック・サスペンス」だからというのもあったけど、↓の本にある「北村薫さんの解説」が大きく影響していますf(^ー^;
ストーリー自体は面白そうなんですよ、『猫とねずみ』。
ポケミスにあるあらすじによると、
雑誌「乙女の友」の女性記者、≪ミス身上相談≫のカティンカのもとに、愛らしいウェールズの少女アミスタから恋の身上相談の手紙が届いて、それから話がトントンと進んでアミスタは結婚した…はずだったのが、いざカティンカの故郷でもあるウェールズのアミスタの家へ足を運ぶと、アミスタなんて女性はいない(?_?)エ?
“Brand C” [クリスチアナ・ブランド]
シェアブログ1152に投稿
我が実家を襲った風邪も、ようやく峠を越したようです(・_・)(._.)
みなさまのコメントに重ね重ね感謝(^O^)
さてさて。
先週はわりとお出かけすることが多かったYuseumでしたが、(その模様は後日アップ予定(^^)v)、今週はそんなこんなで本を読む機会が多いです。
ま、読書の秋ですからヽ(´・`)ノ
で、この本↓も1編を残してほぼ読み終えました\(^o^)/
クリスチアナ・ブランド著(深町 眞理子・吉野 美恵子・白須 清美 訳)
表題作(戯曲です)はまだ読んでないのですがσ(^◇^;)、一応、Yuseumのホームページにもこの本の感想をアップしました。
で、この記事のタイトルですが、、、
「"Christianna Brand"のCでしょ?」
と思う方が多いと思いますが、実はたまたまこうなっただけで、ホントは別の意味を含んでるんですね(;^_^A アセアセ…
野暮を承知でご説明しますと(..;)