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※)2007/5/30(水)、BSジャパン、及びスカパーetc. のムービープラスにて、ほぼ同時放送!
(PM9時頃より・・・って、なんやねん、それヾ(℃゜)々)
ルパン
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2006/04/07
- メディア: DVD
これまで紹介してきたように、映画「ルパン」が2005年に日本公開されました。そこで、「やはり初日に見ておきましょう。」というルパン同好会のお誘いを受けて、銀座テアトルシネマまで行ってきました。これがその時のチケット。前売り鑑賞券にはポストカード5枚がつくんですよe(o^ュ^o)g
原作の「カリオストロ伯爵夫人」、更に余裕があれば「奇岩城」、「813」くらいは目を通しておいた方が参考にはなります。(「カリオストロ〜」と「奇岩城」がどう結びつくのか、と思っていたのですが、見て思わず苦笑してしまいました。)
全般的にアクションは良かったと思います。迫力満点のアクションシーンには及第点をつけられるでしょう。また、優美な宝石類。さすがカルティエ
。
ただ、全体のトーンは暗くなってしまったと思います。「ルパンの父親殺し」が一つのキーワードなんですが、その謎の答えを知ると、「なんだ、それは?!」という感じです。カリオストロ伯爵夫人は最後の方は専ら爆弾魔になってしまうし、クラリスは○○されてしまうし、あの結末でジャン=ポール・サロメ監督は何を言いたかったのか、いまいちはっきりとしません。
結局、この作品はルパンをそこそこ知っている、昔読んだことがある、という人には、原作のエッセンスが散りばめられているので、まあまあ楽しめる作品だと思いますが、ルパンにかなり精通している人には原作の<新解釈>に抵抗を感じるだろう、と思います。また、本家アルセーヌ・ルパンを全然知らない人(例えば、「ルパン三世」しか知らない人)にとっては、「ルパンって暗〜い。」で原作を読むことなく終わってしまうかもしれません。
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なお、この作品はノベライズ本が出ています。
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