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相棒-銀座NOW
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あらすじはテレビ朝日の公式ページのStoryを参照のこと。
- 相棒
今回は管理人のおばちゃん（前沢保美さん）に問い詰められて汲々としていた伊丹んに、「こらぁ、どうした。一課の伊丹！ 警察は庶民の味方だろうが！」とやってきた薫。伊丹んは「亀山刑事」と言って、ちゃっかりと事件を任せてしまいます。
事件というのは、大学講師の島田加奈子（石橋奈美さん）がテトロドトキシンを「服毒自殺」したというもの。自殺じゃないから、と訴える管理人のおばちゃん。右京さんもいつの間にか現場に現れ、上司である心理学者のの春日秀平（石橋蓮司さん）教授に会いに行きます。
「僕が彼女を殺したんです。」といういきなりの春日教授の発言。もっとも、それは「もっと早く（彼女の悩みを）気づいてやるべきだった。」と彼女が自殺したことに対してのことでしたけど、ショッキングな発言でした。加奈子のことを心理学的に分析する春日教授に対して、「違います。」と右京さん。「まず、香りが違います。・・・これこそマスカットフレーバーです。」紅茶党の春日教授が入れた紅茶に対する右京さんの感想でした^_^; 何か、今回はびっくりさせる発言が多いですね。
彼女が不倫をしていた、と言う右京。そして、それは春日教授だと確信します。教授の講義に出席した右京らに対し、春日は突然「犯罪心理学について考えてみようか。」とゲスト講師として右京を招く。右京さんの名講義、「人は誰でも犯罪者になりうるんです。」「どんなに綿密な計画を練り、万全を期して実行し、見事成功したかのように思えても、必ずどこかにほころびがあるものなんです。そして、それ相応の、もしくはそれ以上の罰を受けなければなりません。」そして、「この世に完全犯罪などあり得ません。」いや、あっぱれでした。
しかし、春日の身辺を洗っても、肝心な物的証拠がありません。美和子の人参ジュースを見た右京は、毒が紅茶に含まれており、加奈子は春日を尊敬していたため、モデリングしていたのだ、と推理しますが、春日はさすがプロの心理学者だけあって、証拠物は加奈子自身が捨てるように仕掛けられていました。
困ったときほどやりがいがある右京さん。嬉しそうです(^_^;) トリオ・ザ・捜一から春日教授が検事局に圧力をかけてきた、と言われたところで、管理人のお孫さんが加奈子を車で送り迎えする男を何度も目撃したことがある、という証言。しかし、ゼミ中の春日教授の下に押しかけたものの、お孫さんの指した人物は大学院生の田辺さんでした。
薫は春日教授を現場に連れ出して、右京さんの名講義にも負けない、心を打たれる名「演説」を春日教授にしますが、効果がありません。しかし、右京さんの仕掛けた罠と管理人のおばちゃんの名演技によって、春日はボロを出します。春日の慌てふためく様は見所でしたね。右京さんの仕掛けた罠は卑劣ではありますが、「亀山君の言葉も心に届かないあなたには、存外相応しいやり方だと思いますよ。」と右京さん。
右京さんが春日教授に目をつけた理由は視聴者に対してはちょっとアンフェアかなぁ、という気はしますが、スタンダードな展開で安心して見られました。
次回は「黒衣の花嫁」。