お久しぶりです(^_^)/
5月は7冊の本を読んだYuseumですが#59011;
最近、あんまり本が読めてないですね〜f(^ー^;
今回ご紹介する本は以前読んではいるのですが、【新版】が出たので。
(再読はまだなのですが。。。)
単純に文字が大きくなって、解説が法月綸太郎さんになって、(値段がチョイ高くなって(゚ペ;))・・・だと思われがちな【新版】ですが、これも先の『エジプト十字架の謎』のように、訳文に手が加えられていたりします。
例えば、冒頭の部分。
リチャード・クイーン警視のalter ego(半面)は、いつもの敏捷で、実際的な、甲羅を経たやり口とは驚くべき対照を示していて、しばしば、犯罪学の一般的な問題について、おそろしく教訓的な見解をはかせていた。
これが旧版ですが、なんだか意味が分かりにくい部分もありませんか?(¨;)
例えば、「甲羅を経たやり口」って???
これが新版だと、下のようになっています。
リチャード・クイーン警視のalter ego(別の面)は、いつもの敏捷かつ実際的で古くさいやり口とは驚くほど対照的に、犯罪学の一般的な問題について、教訓的な見解をしばしば語らしめていた。
なるほど! 「古くさいやり口」ですか!
勉強になります\(〇O〇)/
ちなみに、訳者が変わったわけではなく(どちらも井上勇氏)、井上さんは既に故人なので、おそらく編集部が遺族の了承をとって、やや「甲羅を経た」表現を改訂したのかな?