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新選組!(第11回「母上行ってきます」) [新選組!]

「NHK大河ドラマ『新選組!』ファンに100の質問」リング

「新選組!」第11回のレビューです。多摩編もいよいよ大詰めです。今回から、また清水一彦さんが演出を担当しています。
第10回はこちら

第11回「母上行ってきます」

浪士組出立の日が近づく。勇は養母のふでさんに自分の思いをぶちまける。「武士以上に武士らしく生きる。」その言葉にふでさんの気持ちは揺れます。
勇らは小島さんから引き止め工作を受けます。京では殺した相手の耳を切り取って、方々の屋敷に投げ込んでいるという噂を伝えるが、勇の気持ちは固かった。小島さんから話を聞いたみつさんは桂小五郎にも相談しますが、長州藩は将軍上洛を促す立場だからといって断られます。これから敵対するかもしれない勇らに対し、「できれば、(勇の浪士組入りを)止めて欲しかった。」

平助と総司は伊東大蔵のところに赴き、浪士組のことを伝えます。五両の餞別も受けてご満悦の二人でしたが、伊東さんにはある目的がありました。「いずれ私が京へ上るとき、必ず役に立つ。人は使いようだよ。加納君。」

勇と歳三、源さんは多摩へ挨拶回りに出かけます。音五郎さんからは「琥鉄(のまがい物)」を頂きますが、勇は「兄上の気持ちを大事にしたい。俺が(この刀を)琥鉄にする。」と喜びます。
彦五郎さんとのぶさんの家では、捨助が浪士組に入りたがっているが取り合わないで欲しいと頼まれます。(実際、血気盛んに現れるのですが。)そして、勇はのぶさんから「歳三のこと、よろしくお願いします。」と言われます。そこへ、お琴さんがやって来ます。トシは勇にお願いして、勇はまたぶたれ役を引き受けることになります☆α==(・・#)。
為次郎さんの家では、存分にお働きなさい、と励まされます。そして、その夜は勇と歳三は為次郎と飲み明かします。

永倉さんは以前の同志で病に伏している市川宇八郎に、「俺はもう先が長くない。大阪の「おその」という娘を訪ねて、かんざしを渡して欲しい。(夫婦になる)約束を果たせず申し訳なかった、と伝えて欲しい。」と懇願されます。永倉は自分で渡せと一旦断りますが、結局引き受けます。(しかし、この死にかけていた宇八郎が結局ああなるとは。。。)

一方、浪士組の首謀者の清河八郎は、浪士組を尊王攘夷の先鋒として利用することを山岡に打ち明けます。一癖も二癖もある人物です。

総司と平助は飲み屋で左之助と出会い、一緒に飲みます。その場に粕谷新五郎もいることを発見し、その粕谷が上手い刀さばきで狼藉を働こうとする酔っぱらいをおとなしくさせます。それに総司は感動。総司の目がきらきらしていましたね。

翌朝、勇はふでさんに呼び出されます。そこで、ふでさんは自分が百姓の娘だということを明かし、こう言います。「あなたは私です。武士よりも武士らしくなって戻ってきなさい。」と。初めて心が通い合う二人。勇はふでさんの温かい言葉で送り出されます。勇とふでが仲直りすることを願っていたつねも喜びの涙を浮かべます。多摩編のラストを飾る名シーンですね。

それでは、第12回まで。いよいよ鴨編です。

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pokapoka-0306

初めまして!
私も「新選組!」が大好きなので、コメントさせて頂くことにしました。
うちも完全版のDVD買ったのですが、もったいなくてなかなか見れない・・・。

この回はとても好きです。
勇に琥鉄(まがいものだけど)を送った音五郎さんの気持ち。
そして、まがいものと気付いているのに「俺が(この刀を)琥鉄にする。」
と言った勇の気持ち。そして振り返ると笑顔で大きく手を振っている音五郎。
ここでじーんと来てしまうんですよねえ~。
そして、最後の方のふでさんとのシーンは、言うまでもなく名場面ですね。

私も1話から見直したくなってきました・・・。
長文になってしまってすみません。
by pokapoka-0306 (2005-05-03 20:09) 

ゆーじあむ

piyokoさん、コメント& nice!ありがとうございます。
音五郎さんの気持ちとそれに応える勇、のシーンもいいですよね。
また、遊びに来て下さい(^o^)/~~~
by ゆーじあむ (2005-05-05 16:07) 

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