マリオネットの罠 [Mystery]
マリオネットの罠(赤川次郎:文春文庫)
赤川次郎さんを読むのは久しぶりでしたね。
中・高のときは良く読んだものですが。
でも、この初期作品は読んでませんでした。
というのも、文春文庫は(当時の)田舎の書店ではマイナーだから、なかなか入手できなかったこともあります。
角川文庫や光文社文庫などは楽に入手できましたけどね。
赤川次郎さんといえばユーモアミステリーの印象が強いですが、この作品はサスペンスの色合いが濃い作品です。
ただ、それだけではなくてミッシング・リンクの要素もありますし(これは珍しくYuseumはわかったのですが(^○^))、何よりもラストにはびっくりしてしまいました( ・_・;)。
本格としては詰めの甘い部分もあるかもしれませんが、面白くて一気に読めてしまいました。
もう20年以上前の作品なので、多少古臭さもありますが、未読の方はぜひ読んでみてください。
古本屋さんなどで、比較的楽に手に入ると思います。
2006年度に「新装版」が発売されました(^o^)
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懐かしい~!
私も、小・中学生の頃によく赤川次郎読んでました。
「マリオネットの罠」もその頃読みました。
おぼろげにしか覚えていないのですが、他の作品と違ってかなりシリアスだった
ので、印象は強かったです。
なんだか、やりきれない気持ちになったような気が・・・
ラストはたしかにびっくりしますね。
by pokapoka-0306 (2005-05-30 19:22)
piyokoさん、コメントありがとうございます。
確かに赤川さんの作品にしてはシリアスな作品でした。
やり切れない気分にもなりましたね。。。
by ゆーじあむ (2005-06-01 22:09)