「第九の日」

これを見たとき、Yuseumは一人で唸ってしまいました(!o!)
Why?
・・・ベートーヴェンじゃないですよ！　（そう思えるタイトルだけど・・・）

この表題を見て、エラリー・クイーンの『第八の日』（bk1書評。ただし現在取り扱いなし）

And On The Eighth Dayをサッと思い浮かべたのですが、やっぱりそのオマージュ的作品でした。

『第八の日』（Amazon）は異色作というか、、、クイーン最大の問題作です。
神学テーマを扱っていますが、読みやすい作品なので、すぐ読めます。でも、その意味するところは深遠です。。。
Yuseumの大好きなクイーン作品の一つ。

瀬名秀明さんは、『パラサイト・イヴ』で有名になりましたね。

パラサイト・イヴ

• 作者: 瀬名 秀明
• 出版社/メーカー: 角川書店
• 発売日: 1996/12
• メディア: 文庫

で、「第九の日」ですが、『メンツェルのチェスプレイヤー』、『モノー博士の島』、『第九の日』、『決闘』の４作品が収録。そのうち、『メンツェル〜』は「２１世紀本格」で読んだことがありますが、なかなか面白かったです。

21世紀本格―書下ろしアンソロジー

• 作者:
• 出版社/メーカー: 光文社
• 発売日: 2001/12
• メディア: 新書

「２１世紀本格」については、昔メルマガで３回に分けて感想を書いたのですが（これとこれとこれ）、なかなか興味深い作品集です。未読の方は是非お試しあれ。

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コメント 4

瀬名さんはこの前、漫画夜話かアニメ夜話にゲスト出演していました。とても頭のよさそうな感じの人でした。パラサイトイブはゲームではまりました。とてもよかったです。
エラリーの第八の日。とても面白そうですね。
by 降龍十八章 (2006-07-07 12:35) 

瀬名さんは東北大の薬学出身ですからね。
理系なのに文章が上手くて、うらやまし〜(o_o)
by ゆーじあむ (2006-07-08 13:08) 

職場が各駅停車の田舎になったので、本屋がなくて立ち読みできません。駅ビルに本屋があるようなところだと、何かと本をさがせるのですが・・・
今は時間もなくて、なかなか本とさがせません。
by 降龍十八章 (2006-07-09 01:24) 

なるほど、大変ですね。
僕は、最近は専らネットで本を買っていますが、たまには本屋に行かないと、本屋に行ったときの偶然の出会いがないですからね[くんっ]
今までも「このとき出会っていなければ・・・」という本がありました。
by ゆーじあむ (2006-07-09 15:59)