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いよいよ、クリスティー特集(前編) [アガサ・クリスティー]

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アガサ・クリスティー特集「名探偵ポワロ」&「ミス・マープル」

昨日の記事でも少し触れましたが、先日ご案内した「アガサ・クリスティー特集」がいよいよ、 NHK-BS2で開幕されます。
今回の特集の見所は、
日本初放送
の新作ポワロ&マープル・ドラマが、
計7作品放映
される点です。
「クリスマスにはクリスティー」という言葉がありますが、年末にクリスティー作品をたっぷり満喫できるのは楽しみ(^O^)
録画するときは、ドラマの後に放映される「クリスティー紀行」もお忘れなく!

で、ここでは「Yuseumの勝手に見所」を紹介します。
前編では「名探偵ポワロ」を紹介。



昨日も少し触れた「シネマの扉」という番組は、今回の特集を取り上げていて、非常に興味深かったです。
その中で、少しだけメイキング映像が見られたのですが、Yuseumが驚嘆したのは『青列車の秘密』での駅のプラットホームのシーン。

使用した駅はピーターボロ駅。
この駅は「きかんしゃトーマス」の車庫があることで有名なようですが、1930年代を偲ばせる駅はどこにもなかったため、この駅を使って、CG合成で当時のホームが再現されたのです(・0・)
もちろん、CGばかりでなく、クラシックカー、邸宅、アンティーク、音楽、小物に至るまで、当時を偲ばせるものをズラリと揃えているのは言うまでもありません。
時代考証は今回もバッチリ!

この素晴らしいシリーズも、もう17年目に突入しました。
ポワロを演じるデヴィッド・スーシェも、もう60歳だそうで(!o!)
でも、ポワロの年齢を考えると、ポワロ役者の「旬」はこれからですね(^^)

ところで、余談になりますが、きまぐれ猫さんのブログ「名探偵といっしょに」11/27の記事にもあるように、このTVシリーズの素晴らしいガイドブック、「テレビ版 名探偵ポワロ」が現在絶版(×_×)
復刊ドットコムでお願いしてみましょう。
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では、今回の放映作品について「Yuseumの勝手に見所」。

  • 12/5(火)『青列車の秘密』

  • Yuseumはこの原作を読んでいないので、新鮮な気持ちで楽しみます。
    この作品は、ポワロ物の「ある短編」とプロットが同じ、と聞きましたが、どうなのかな?
    青列車、つまりブルートレインで起こる殺人事件。
    先ほども少し挙げたように、1930年代の雰囲気を楽しみたいですね♪

  • 12/13(水)『ひらいたトランプ』

  • これも原作は未読です。でも、…
    キャストを見ると、バトル警視もレイス大佐も出んのかい。がっかり(x_x)
    そうなると、注目は「クリスティーの分身」とも言われるアリアドネ・オリヴァーですね。
    彼女は、現在本国で制作中? の『マギンティ夫人は死んだ』や『死者のあやまち』にも出演するようだから、今後のポワロ作品のレギュラーとして重要な存在。
    ミス・オリヴァーを演じるゾーイ・ワナメイカーさんに注目してみましょう。

    混乱しそうなのは、ゾーイ・ワナメイカーさんは今回のミス・マープル『予告殺人』のレティシアも演じているんですよね(^_^;
    『予告殺人』の方が先に制作されたみたいですけど、どっちも重要な役ですからね。。。

  • 12/14(木)『葬儀を終えて』

  • これはYuseum、読んでいます。
    クリスティー中期の名作の一つですからね(^.^)
    この作品は叙述トリックが使われているんですけど、叙述トリックは映像化が難しいですからね。
    この作品をどう料理したのか、お手並み拝見といきましょう(^_^)v

    後編に続く。
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    「名探偵ポワロ」で未放送、未映像化の作品(長編)一覧
    このシリーズもかなりの作品が映像化されましたが、まだ映像化されていない作品も残っています。
    それらを並べてみました。
    なお、短編集「ヘラクレスの冒険」なども映像化されていませんが、「テレビ版 名探偵ポワロ」には、「全ての短編」を映像化してる、みたいに書いてるからなぁ(゜ペ)
    (制作済作品については、WikipediaのAgatha Christie's Poirotを参照。)
  • 『ビッグ4』
  • 『オリエント急行の殺人』・・・偉大な映画がありますから、それに負けないくらいの作品を、というプレッシャーがあるのかな?
  • 『三幕の殺人』・・・これも名作。
  • 『死との約束』
  • 『満潮に乗って』・・・今回、土壇場で放送延期になったこの作品。早く放送してほしいですね。
  • 『マギンティ夫人は死んだ』・・・制作は終了してるらしい?
  • 『死者のあやまち』・・・同じく、制作は終了してるらしい?
  • 『鳩のなかの猫』
  • 『複数の時計』
  • 『第三の女』
  • 『ハロウィーン・パーティー』
  • 『象は忘れない』
  • 『カーテン』・・・クリスティーが自分の万一のために、事前にこの作品を書いたように、予め制作しておいてほしいな。そのときは、「ビッグ3」(ヘイスティングス、ジャップ警部、ミス・レモン)そろい踏みで。

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    きまぐれ猫

    こんばんは。遅くなりましたが、ブログの紹介ありがとうございました。
    本当に素晴らしい本だと思うので、ぜひぜひ清き一票をお願いしたいですよね~
    そして、いよいよ明日、新作ですね[わはっ]
    「青列車」のメイキングのお話、大変興味深く読ませて頂きました。
    またまた凝った時代考証に、ますます期待は高まるばかりかも^^
    私は何気に地味?な「葬儀を終えて」を特に楽しみにしてたりするんですが、
    「ひらいたトランプ」 にバトル警視も出ないとは知らなくて、ちょっと残念かも・・・
    by きまぐれ猫 (2006-12-04 21:45) 

    きまぐれ猫

    何度もすみません。書こうと思ってたのを忘れてました[はぁっ]
    スーシェさんの御歳を初めて知ったのですが、もう還暦なのですね!
    でも、適齢期?で、これからますます円熟味増したポワロさんが観られるのかなと楽しみですね^^
    by きまぐれ猫 (2006-12-04 21:50) 

    ゆーじあむ

    きまぐれ猫さん、コメントありがとうございます。
    いよいよ始まりました\(^o^)/
    きまぐれ猫さんのところにも、また遊びに行きますね[わはっ]

    「ひらいたトランプ」は面白そうだと思いながら読んでいなかったので、楽しみです。
    ただ、クリスティーの主要キャラが登場するのが楽しみの一つだったんですが。。。
    スーシェさんも、当初は「ポワロを演じるには若い。」と言われてたみたいですけど、今はまさに適齢期ですね[にこっ]
    by ゆーじあむ (2006-12-05 23:19) 

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