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「新選組!」(再)の見どころ(3/5〜3/9) [新選組!]

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Question
2007年3月11日(日)は何の日でしょう?
→答えは、下の記事のどこかに書かれています♪

2004年に放送された大河ドラマ「新選組!」(以下、「組!」と略)。
現在、BShiの平日PM5:00より好評再放送中!
この記事では、主にまだ「組!」を見たことのない人のために、是非「組!」を見て欲しいというコンセプトのもと、これから放送される「組!」各回の見どころやYuseumの思い出話(あるいは余計な話w)を徒然と書いていくコーナーです。
だから、基本的には「ネタバレなし」なので、ご安心を。

その前に、先週放送された<池田屋事件>はいかがでしたか?
Yuseumは、3年前(本放送時)はボロいで、しかも電波状態の悪い中見ていたので、当時は、、、
画面が暗くてよくわからなかった(__;)
のですが、やっぱりハイビジョンで見ると違いますねぇ。
3年前より楽しめました♪

沖田総司の喀血シーンで用いられたCGについては、当時かなり否定的な意見が多かったのですが、Yuseumは、
「まあ、あれはあの演出でいいんじゃない?」
と、そこそこ容認派でした。
でも、今回クリア画像で見て考えが変わりました。
うん、あれは余計だわ(-_-;)
CG使うことは構わないんですが、もっとさりげなく、いかにも儚く消えてしまいそうな感じにしてほしかったですね。
そうすれば、これからの総司の運命を暗示するような感じに仕上がっていたであろうに・・・。
あんなに、「くっきり、はっきり」の花びらCGでは、趣が台無しです(・・)(。。)
なお、CGに関しては「組!」の中にもう一つ、物議を醸した回があるのですが、まあそれはまた追い追い・・・。

副長の「待たせたな!」は、やっぱり名ゼリフ&名シーンですねo(^o^)o

さて、今週の「組!」(第30話〜第34話)。
DVDでは、いずれも「新選組!完全版 第五巻」に収録されています。

新選組!完全版 第五巻

新選組!完全版 第五巻

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2005/04/22
  • メディア: DVD


この週は、全ての作品を見てください!
なんといっても、「組!」のクライマックスですから!
なお、NHKですので放送予定の変更は大いにあり得ます。
予めご了承下さいm(__)m

第30話「永倉新八、反乱」(3/5)
「反乱」といっても、地味〜というか、
「新八ちゃんは、これでいいの???」
という感じで収束するのですが、この事件が後の「悲劇」の引き金になるので見ておきましょう。
トシ(土方歳三)の風流な側面が見られるのもポイントです。
あと、この回は「サラッ」と見ていると後で、
「(?_?)エ?」
と思わず見返したくなるシーンがあるので、リアルタイムで見られる人も一応録画することをお薦めします。

第31話「江戸へ帰る」(3/6)
この回のキー・パーソンは、諸士調役兼監察である隊士:葛山武八郎。
永倉新八を演じたのは「ぐっさん」こと山口智充さんですが、葛山を演じたのは"DonDokoDon"での「ぐっさん」のパートナーである・・・、
`s(-・-;) エートォ...誰でしたっけ?w

そうそう、平畠さんσ(^◇^;)
Yuseum、本放送時は全然このことに気がつかず、ずっと後になって初めて知って驚きましたf(^ー^;
そう!
第28回「そして池田屋へ」で、土方や斉藤らが昼間に京の街を見回っているとき、ヤリイカを食べていた永倉が葛山に「喰うか?」と薦めたのに、葛山は「イカん。」と行ってそそくさと立ち去るシーンがありましたね。
永倉一言、「地味な奴だな。」
3年前はなんとなく見ていたのですが、あの場面には実は深〜い意味が隠されてたんですね(笑)

第32話「山南脱走」(3/7)
「組!」を見ている人は(あるいは、新選組そのものに精通している人には)ご存じの通り、当時、新選組には「法度」なるものが存在していました。
その中の一つに、
一、局ヲ脱スルヲ不許
要は、「新選組から勝手に抜けてはならない。」という項目があります。
そして、法度に背いたものは切腹!
で、今回は上記のタイトル・・・。
後は本編をご覧下さい。
第24回「避けては通れぬ道」で新見さんが切腹する直前に山南さんに残した言葉・・・。
それが切なく響きます。。。

伊東甲子太郎(谷原章介さん)の入隊もあって、次第に新選組における自分の居場所を失っていく山南さんですが、そんな山南さんの「心のオアシス」となる女性として、遊女である明里(おすず)が前話から登場します。
「組!」はまさに[男子校状態](^^ゞなので、女性陣は貴重な存在なのですが、「組!」に出てくる女性の中でYuseumの一番好きな方は、この明里です。
その明里を演じるのが鈴木砂羽さん。

鈴木砂羽さんを認識したのは、「組!」が最初でした。
テレビ朝日系列で好評放送中の「相棒」にはまったのは、「組!」を見て以降のことなので、「相棒」に鈴木砂羽さんがレギュラー出演しているのを見て(!o!)オオ!と思いました。
しかし、Yuseumがもっとびっくりしたのは、、、
現在、スカパー!etc.のLaLa TVで再放送中のNHK朝の連続ドラマ「あぐり」(もう10年前の作品ですか!)を見ているのですが、そこで主人公の望月あぐり(田中美里さん)の美容師の先輩であり、後に「あぐり美容院」であぐりの片腕として働く中野辰子を演じているのが、誰であろう、鈴木砂羽さんだったのでビックリ(゜;)エエッ
「あぐり」本放送時はまだ学生だったから、大好きな野村萬斎さんが望月エイスケ役で出演していたにも関わらず、見るようになったのはエイスケさんが死んで以降だったんです。
(多分、夏休みだったから。)
で、「『あぐり』面白いじゃん!」と当時思い、是非最初から見たかったので、今回の再放送は嬉しいです(*^_^*)
(あっ、鈴木砂羽さん。 これにも出演するみたいです。)

・・・話を「組!」に戻しましょう。
今回、第32話の本編終了後に放送される「新選組を行く」(浪士組外伝)はDVD未収録なので、そこも要チェック!

第33話「友の死」(3/7)
「組!」の中でも最高傑作の一つ。
ハンカチを用意して見ましょう(T^T)

Yuseum。録画したものやDVDで見直したのを除いても、この回はリアルタイムで7回見ているんです!
なんで、7回も見られたか?
本放送時、まず(PM6:00だったかな?)BShiで放送されたので、それをみて号泣(T.T)
そして、PM8:00からNHK総合で放送されたのをまた見て、やっぱり泣く(;>_<;)ビェェン
※)総合で放送される直前の番宣が、また(;.;)
「あの笑顔にもう会えない」でしたっけ?
「・・・粋な計らいを。。。」という気持ちが4割、ちょい苦笑が3割、「放送直前じゃなくて、もっと前から流してくれよ!」っていう気持ちが3割くらいでしたねw
そして、同日PM10:00のBS2の放送も見る。これで3回。

で、当時は同じ週の金曜PM11:00にBShiで再放送されていたので、それを見て、そして、同じく土曜のPM1:00からのNHK総合での再放送も見ました。

さらにさらに、この回は反響が大きかったこともあってか、この回単独で同年の文化庁芸術祭に出展することになり、放送の最初にこれまでのあらすじを簡単にまとめたものをつけた<編集ヴァージョン>がBShiで放送されたので、当然これも見る。
このヴァージョンは、この年の年末にNHK総合で放送された「あなたのアンコール」という番組の中でも、山南さんを演じた堺雅人さんのコメント付きで放送されました。これで7回!

※)なお、「あなたのアンコール」では「どんとこい新選組! 隊士座談会」も放映されました。
このロング・ヴァージョンは「NHK大河ドラマ 新選組 ! スペシャル DVD-BOX」で見ることができますが、「あなたのアンコール」では一部DVD未収録のトークも放映されてました。
「組!」関連のアンコール放送予定が直前までコロコロ変わっていたので、ドキドキしていたのを思い出します。

「友の死」にはYuseumの「泣きどころポイント」があるんです。
まあ、最初からもう目がウルウル状態(; ;)なんですけど、放送終了約10分前くらいでしょうか?
明里が一言、
「アホや」
というシーン。
もう、あそこで涙ドバーッ(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)
いかん、そのシーンを思い浮かべただけで涙が出てきた(×_×;)
もう、「パブロフの犬」状態です(ノ_<。)ビェェン
しばし、心を静めます・・・。

・・・はい、涙が少し止まったので、先を続けましょう。
今年の3月11日(日)。第一回 山南忌が旧前川邸で催されます。
新選組屯所・旧前川邸 公式サイトをご参照下さい。
NHKが意図して番組編成したのかどうかは定かではありませんが、まさに絶妙のタイミングで「友の死」が放映されるのです!

新選組隊士個人を弔う祭りを開催しているのは近藤勇・土方歳三・沖田総司に次いで4人目のようですが、これまで「新選組」といえば、「近藤・土方・沖田」の名前は少しばかり歴史をかじったことのある人なら誰でもすぐに思いつく名前ですが、山南敬助はマイナーであまり名前の知られていない存在でした。
それが、山南さんのこういう記念行事が行われる運びになったのは、もちろん「組!」人気によるものです。
まだ見たことのない人は、是非是非ご覧下さいませ!

第34話「寺田屋大騒動」(3/7)
これは「友の死」とは別の意味で、「それなりに、ありがとー」な傑作です。
まあ、とにかくご覧下さい。

一つだけ、Yuseumは本放送時、特にこの回のあらすじとか調べることもなく、
「ああ、寺田屋事件を扱うんだなぁ。」
と思って見始めました。

(まめ知識)
<寺田屋事件>といえば、一般に以下の2つの事件を指す。
(1)文久2年(1862年)に、薩摩藩尊皇派が粛清された事件
(2)慶応2年(1866年)、坂本龍馬が襲撃されて危うく殺されかけた事件
このうち一般的に有名なのは後者の(2)ですね。
後に龍馬の妻となる、おりょうの機転により難を逃れたエピソードは有名です。
ちなみに、先に紹介した<池田屋事件>が起こったのは元治元年(1864年)。


・・・だから、この回を見たときは、
正直ぶっ飛びました\(◎o◎)/!
(というか、ホントにぶっ飛んでいた人、約1名w)

前話が「友の死」だから、この回がより生きるわけなんです。
これぞ、脚本家・三谷幸喜の真骨頂!
のような一編ですので、お楽しみ下さい。
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ecco

放送中にずっと見てました。
沖田総司を演じる藤原くんがやっぱ私は一番好きですね。
彼の色気っていうか、雰囲気がいいです。
沖田の役が逆に物足りなかったかな。
by ecco (2007-03-03 11:10) 

チヨロギ

Yuseumさん、こんばんは。
「友の死」をリアルタイムで7回とは、恐れ入りましたm(__)m
「あなたのアンコール」は放送時間がなかなか定まらなくて、ハラハラしましたよね。
あの座談会は私もしっかり録画を残してありますが、いったい何回繰り返し見たことか。
それと、「寺田屋大騒動」は大好きな回です。
じつは「みんな、それなりに、ありがとー!」と題した記事にYuseumさんが訪問してくださって、それが私のブログの初コメント・初nice!・初TBだったのです。
「組!」を語るYuseumさんの記事をまた読むことができて、とてもうれしいです(^.^)
by チヨロギ (2007-03-03 23:14) 

ゆーじあむ

>eccoさん、nice!ありがとうございます。
藤原竜也さんは、いい俳優さんですね。
でも、「デスノ」は正直がっかり(x_x)
あれは、もちろん脚本や演出に問題があるのですけど・・・。
彼なら、「もっとクールな天才」を演じられたと思うのになぁ。。。

>チヨロギさん、そうでしたか!
チヨロギさんのブログに初コメント・初nice!・初TB。
すごく光栄です\(^O^)/

あの時は、「組!」の第弐集DVD-BOXをGETしたので、この喜びを誰かと分かち合いたくて仕方なかったんです(#^.^#)
今回の記事のお話も、第弐集DVD-BOXに入ってますね♪
久しぶりにDVD-BOXのブックレットも読み直しました。
でも、DVD持っているけど、「放送で見る」っていうのは、やっぱり格別です。

そうそう、座談会は突然プログラムに組み込まれたんですよね!
直前まで放送時間が決まらなくて、でもYuseumに予定が既に入っていたので、どうしても留守録じゃないとダメだったので、ちゃんと録画できたかどうか、もうハラハラドキドキでした。
もちろん、今でもちゃんと保存しています(^^)v
by ゆーじあむ (2007-03-04 02:02) 

rafaero

こんばんわ~~♪。

新撰組というと・・・
私は、栗塚旭さんの主演の新撰組をイメージしてしまいます。

なので、どうも三谷幸喜の新撰組は・・・という感じなのですが、
この記事を読んで連日の興味が(笑)。
by rafaero (2007-03-04 05:44) 

うみのつばめ

Yuseumさん、おはようございます☆
我が家は地上波しか観られないので、Yuseumさんのブログを読みDVDで確認しています。
う~ん、やっぱり私、三谷さんの『新選組!』が一番好き♪
脚本も演出も、史実と同じ実年齢に近いキャストも全てが好き。
今は、それぞれがそれぞれの場で活躍していて、その姿を追うのも楽しみです。
by うみのつばめ (2007-03-04 06:53) 

ぴょん太

コメント&Nice!ありごとうございました。私も新しいTV欲しくなりました。(ハイビジョンもBSも映らないんです。CATVなのに。。。TV壊れ気味なもんで。)
by ぴょん太 (2007-03-04 10:53) 

こんばんわ~♪
山南さんの亡くなる回は、号泣しちゃったのを思い出しました。砂羽さんの明里も素敵でした~。

寺田屋事件の回は、三谷さんが楽しんで書いてるなあ~ってのがよく伝わってきて好きな回です!
by (2007-03-04 23:02) 

ゆーじあむ

>rafaeroさん、おはようございます〜。
栗塚旭さんは、「組!」では土方歳三の兄・土方為次郎役で出演してくださってます。
また、『燃えよ剣』で沖田総司を演じた島田順司さんは、沖田の療養先の植木屋平五郎役で出ていますよ(*^_^*)
三谷さんは、これまでの新選組のドラマ、映画に敬意を払ってますので(^^)v

>うみのつばめさん、やっぱり「組!」はいいですね♪
1度見始めたら、ついつい見入ってしまいますよ(^.^)

>ぴょん太さん、nice!ありがとうございます。
僕もTV買い換えはずいぶん我慢したんだけど、TVはともかくBSデジタルチューナーの「オンボロぶり」に頭に来て、去年ついつい買い換えちゃいましたf^_^;
去年はいろいろお金を使ったからなぁ( ´-`)
(だから、今は文無し●〜*°゜°)

>ちゃぴんさん、おはようございます。
ホントに山南さんの亡くなる回は、何度見ても号泣してしまいます(T^T)
そして、寺田屋大騒動では何度見ても、○○さんの吹っ飛ぶ姿が面白い(^^)
by ゆーじあむ (2007-03-06 06:13) 

こんにちは。初めまして。
私もまさに今日再放送を録画して「友の死」を見ました~!!
前見た時もウルっときたんですけど、今回もぽろぽろ・・・。
あの回はホントに悲しいというか寂しいです。
自分も近藤さんや土方さんと同じ気持ちになっちゃうんですよね・・・
by (2007-03-08 22:07) 

ゆーじあむ

林檎☆★さん、nice!ありがとうございます。
Yuseum、DVD持っているのに、リアルタイムで見て、しかもそれを録画したのを2回見て、いずれも大泣き(T^T)
涙はともかく、鼻水も出て困りました(^_^;)
by ゆーじあむ (2007-03-11 05:17) 

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