"Arsene Lupin THE BEST" -ルパン・THE・ベスト- [ホームズ&ライヴァルたち]
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・・・
さきほど下書き保存せずに、本記事を書いていたら途中でMacが<フリーズ>してしまい、かなりやる気なしの現在のYuseum(x_x)
ま、でも、また書きます(._.)φ
(2時間ほど放心(・o・)してましたw)
本題に入る前に、実家からこのブログにアクセスしたら、
重い(__;)
ことを改めて実感したので、少し整理してみました。
いかがでしょうか?
「中天」レポの続きやら、この前の「おい森」イベントのことなどなど、いろいろアップすべき記事はありますが、今日は別のトピックを。
なんたって、このブログ。
「ミステリ通信」ですから(゜;)エエッw
さて、主にクラシック名作映画のDVD発売を手がけているIVC(アイ・ヴィー・シー)のニュースによると、ジョルジュ・デクリエールがルパンを演じるTVシリーズのうち、「その中でも一際人気のある7話」について『ルパン・THE・ベスト』として、廉価版DVDが再発売されるようです。
ま、このTVシリーズのDVDについては、このブログでも以前紹介したことがあるし、DVD-BOXも発売されていますけど、、、
作品によって出来・不出来の差が激しいですからねぇ〜f^_^;
「興味はあるけど、DVD-BOXを買うのはちょっと・・・だし、第一どれから見ればいいのか?」
と考えている人にとっては『ルパン・THE・ベスト』、いい企画かもしれません。
その7作品のラインナップは以下の通り。
まあ、中には『ルパン・THE・ベスト』としてセレクトするのに相応しい(?_?)エ?っていうのもありますけど、以下、1つずつご紹介します。
なお、Amazonのカスタマーレビューが書かれているのもあるので、以下に示すDVDタイトルのリンク先は「旧盤」です。
ご購入の際はご注意を。
(まあ、「ユーズド商品を買った方が安い」という話もありますが、それについても少し後述(._.) φ )
うーん、これねぇ〜(゜ペ;)
まず、実際に登場する探偵は「ホームズ」でなく「ショーメス」です。
これについては、ルパン原作者のルブランが自作品に「ホームズ」を勝手に登場させたことに、ホームズ作者のドイルが抗議してきたので、ルブランは、
Sherlock Holmes → Herlock Sholmes
と改名した、というのはあまりにも有名な話。
(いわゆる、「アナグラム」ってやつです。)
で、そういう背景と、あと日本では「ショーメス」より「ホームズ」の方が売れると言う事情があるので(^^ゞ、邦題や字幕は「ホームズ」となっています。
ただ、ルブランは「改名」したことにより、ドイルに対して遠慮する必要がなくなったので、「ショーメス」にはどんどん[ホームズらしさ]がなくなってきます。
ですから、日本のファンにとっては何とも言えない違和感を感じるわけです。
(これは「ホームズ」ではない、と頭では分かっていても、「ホームズ」と書かれているから。)
原作(「ルパン対ホームズ」の中編『ブロンドの貴婦人』)をほぼ忠実に映像化した、このTVシリーズにも同じことが言えます(´ヘ`;)
ルパン作品の中では初期の代表傑作といわれる『奇巌城』も、シャーロッキアンにしてみれば【屈辱(▼▼メ)】以外の何物でもありません(笑)
ま、このDVDはその『奇巌城』の「前半部分」のストーリーを活かしながら脚色して映像化しています。
原作では高校生探偵で、このストーリーの実質的な探偵役であるイジドール・ボートルレが「青年」記者という設定に替わってたりはしますが、作品自体は可もなく不可もなく、という感じです。
(と、さっきここまで書いてMacがフリーズ(゜◇゜)・・・なので、これでもかなり端折ってます(^^ゞ)
これは『奇岩城』の「後半部分を軽妙に脚色」とありますが、実際は原作をかなり大幅に脚色しています。
もっとも原作を正しく訳すると、「空洞の針 (L'aiguille Creuse)」で、このDVDタイトルは"Le Secret de L'aiguille"、つまり「エギーユの秘密」なわけです。
ですから、エトルダの海辺にあるアーチ形と針状の巨大な岩は見物です。
DVDには(廉価版にもたぶん)フォト・ギャラリーもついていますので、それを見るとエトルダに行ってみたくなりますよo(^o^)o
ところで、Yuseumはこの旧盤のDVDを持っていましたが、諸事情で手放すことに(O.;)
で、楽天オークション(楽オク)に出品してみました。
ネット・オークションへの出品自体が初めてなのですが、楽オクでは「送料無料キャンペーン」というか、ポスパケットで配送したときにかかる送料が楽天ポイントとして返ってくるキャンペーンを実施中なので、楽天会員でご興味のある方はご参考下さい。
http://auction.item.rakuten.co.jp/10150467/a/10000021
(ディスクのキズ等が目立ちますが、再生には支障ありません。)
これは、オススメ
原作『水晶の栓』は、個人的にはルパン長編作品の中でNo.1!
そんな傑作を、わずか56分という短い時間の中で原作のエッセンスを巧みに描き、忠実に映像化したこのDVDも面白かったです。
本国でもこのTVシリーズの最初に放映された作品だけあって、良くできた作品です(^^)
これも、オススメ
原作は連作短編集(オムニバス)「八点鐘」の第1話『塔のてっぺんで』。
ルパンの短編は傑作揃いですが、この短編集が1番好きですね
Yuseumは中学生の時、学校の図書室でこれを借りて読んだときの感動が忘れられません。
それまで、どうもルパン作品は敬遠していたのですが、用いられているトリックも(現在では古典的ながら)面白かったけど、なんといってもステキなのは、ヒロインのオルタンス・ダニエル(←ルパン作品に登場するヒロインの中で、クラリス以上にはっきり覚えている)とルパンと思しきレニーヌ公爵が繰り広げる8つの冒険(アヴァンチュール)(#^_^#)
このDVDは1話完結であり、また、ルパンも「セルニーヌ公爵」と名乗っていたりするなど、原作とは少し相違もありますが、ほぼ忠実に映像化しており、「八点鐘」の一端を堪能することが出来ます♪
原作 『813』、 『続813』は確かに面白いです。
もっとも、江戸川乱歩やエラリー・クイーンらが<別格>扱いしているように、かなりケレン味のあるストーリーですけどね(‥ゞ
まあ、でも展開にかなり無理があっても、読者をグイグイと強引に引きずり込む力がこの原作にはあります。
でも・・・。
このDVDを「813」と言うのは、さすがにちょっと・・・。
というくらい、ほとんどオリジナル・ストーリーと言ってもいいくらい、大幅に脚色されているので、「813」という題名もサブタイトルになっています。
ちなみに、Yuseum。
この作品の旧盤も楽オクに出品中ですm(__)m
http://auction.item.rakuten.co.jp/10150467/a/10000022
あっ、これまだ見てないやf(^ー^;
本作品は、原作の中盤までのストーリーを活かしながら脚色して映像化しているようですが・・・。
そもそも、原作 『緑の目の令嬢』のラストがどうだったか忘れて・・・(O.O;)(o。o;)、
あっ、思い出したw
この作品は、あの宮崎駿監督の初期の傑作ルパン三世 - カリオストロの城の「元ネタ」とも言われていますが、このストーリーの持つ冒険活劇的なエッセンスを膨らませて、それを宮崎監督が「ルパン三世」の映画に用いた、と言った方が適切かな?
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こんばんは。
私も以前、頑張って書いた記事が忽然と消えて、
放心状態になったことがあります…
下書きって、必要ですよね(^^;
by (2007-09-16 18:57)
えめみさん、nice!どうもです。
昔は結構あったけど、最近起こってなかったので、少々なめてましたf^_^;
特に↑のような長文だと・・・(´ヘ`;)
もともとは、上の1.5倍くらいの構想だったから、簡潔になってよかったのかなw
by ゆーじあむ (2007-09-17 20:56)