嘘は刻む [Mystery]
・・・そうか、もう4年前の話か( ´−`)
この記事にも書いてあるように、最初に記された、
「読者へのささやかな道案内」
がネタバレなんじゃないのと思った、エリザベス・フェラーズの『嘘を刻む』。
一応、先入観なしに読みたかったので、そこに書かれていた内容を忘却の彼方に押しやるのに、4年間かかったわけですσ(^◇^;)
ま、結局大きなネタバレはしていませんでしたが。>「読者へのささやかな道案内」
(そりゃ、そうだ(・・)(。。))
で、読み始めた『嘘は刻む』ですが、前半部は読みにくかった。
作品のトーンが暗いんですね。
同じフェラーズの「トビー&ジョージ」シリーズのような、ユーモア・ミステリ的なものがないので、少々戸惑い(((( ;゚д゚))))アワワワワ
主人公の女友達が、主人公を信じているにも関わらず、この本のタイトル通りに嘘をつくのに、(#゚Д゚)y-~~イライラ
とあるイギリスの田舎町。狂った時計が溢れかえった部屋で有名な家具デザイナーが殺される。周囲の人々は嘘の鎧で身を固め、決して本音を明かそうとしない。。。
しかし、読み進めるにつれて、なぜ嘘をつくのかが分かった後は、だんだん面白くなり、一気に読めました\(^O^)/
いわゆる、Yuseumが女心を理解していなかっただけの話で(;´∀`)
で、これは「英国本格ミステリ」です。
正直やられましたァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
ここで使われているトリックというか、プロットは有名なものですが、まんまと騙されました(_ _。)/~~
しかも、家具デザイナーが殺された「動機」が・・・(@_@;)
さすが、エリザベス・フェラーズ。
で、星4つ★★★★。
ま、主人公が解決を導くきっかけになった部分は、今の日本ではちょっと分かりにくいかもしれないけれど、ちゃんと読んでいれば犯人は当てられると思います。
彼女の作品はほとんど未訳ですが、こういう面白い作品を読むと、別の作品を読みたくなりますヾ(≧∇≦)
女心は、たぶんわかると思うんですが・・・r(^^;)ポリポリ
by チヨロギ (2011-03-02 03:01)
チヨロギさん、yuseumはまだまだですw[じーっ]
by Yuseum (2011-03-03 05:27)