シャーロック・ホームズの冒険 7-1 [ホームズ&ライヴァルたち]
Disc6はこちら。
今回は「シャーロック・ホームズの冒険」[完全版]のDisc7の1作目、『最後の事件』です。
(2作目は第3シリーズなので、また後日。)
ホームズが(一度は)死んでしまったこの事件。
何度見ても悲しいです。
(以下、ネタバレ注意。)
The Adventures of Sherlock Holmes(第2シリーズ)
7-1.『最後の事件』
『最後の事件』 THE FINAL PROBLEM
ホームズ最大の敵といわれる"犯罪界のナポレオン"モリアーティ教授が、ホームズの命を狙う。
逃げるホームズを執拗なまでに追いかけるモリアーティ。
遂に、スイスのライヘンバッハの滝で息を呑む死闘が繰り広げられる。
そして、二人は滝壺へー。
このストーリー、正典だけを読んでも矛盾があちこちに出てくるので、細かな解析は止めます。
スイスの風光明媚な景色を楽しみましょう(^_^;
その前に、ベイカー街でホームズがモリアーティと面会するきっかけになった、ルーヴル美術館からのモナ・リザ盗難。
正典では、「フランス政府の依頼できわめて重大な事件を手がけている」としかありませんが、シャーロッキアンのエドワード・F・クラーク二世は、この事件はモリアーティ教授とその一味が盗み出した、一枚の有名な絵を取り戻すことであった、と述べています。
まあ、その一枚の絵が「モナ・リザ」であったかはさておき、高価な絵を盗んで贋作を作成するということは、モリアーティ一味なら考えられそうです。
さて、スイスのライヘンバッハの滝です。
こちらについてはりえさんのブログに詳しいのですが、実際のロケではライヘンバッハの滝とギースバッハの滝とイギリス国内の3つの滝を上手く編集して撮影されたようです。
いずれにしても力強さを感じる壮大な滝ですね。
そして、クライマックスでホームズとモリアーティが転落するシーン。
当然スタントマンを使っているのですが、デイリー・ミラー紙では「これまで見たことのない迫力シーン」と絶賛しています。
確かに"THE DEATH OF SHERLOCK HOLMES"のBGMにのって、二人が転落するシーンは「史上最高の転落」(サンデー・タイムズ紙)と言っても過言ではありません。
しかし、このシーンは何度見でも悲しくなってしまいます(T.T)
最後はワトスンの語りでこの話は締めくくられます。
「我が友。あの独特の才能の持ち主、我が友。シャーロック・ホームズの最後の事件を発表することは、私にとって実に心重い仕事です。ホームズは我が生涯、最上かつもっとも聡明な男でした。」
そして、デビッド・バークのワトスンもこれが見納めになるのです。。。
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大好きな「最後の事件」!
ホームズとモリアーティの対決シーンの迫真の演技がすごいですよね!
滝からの転落シーンも実にリアルで、悲しさを誘います。
ラストシーンの悲しげな様子に、思わずぐすん、ときてしまいます。
あ、うちのブログをご紹介頂いて有り難うございます♪
TBもさせて頂きました。次の「空き家の冒険」も楽しみにしています!
by りえ (2005-07-23 23:17)
りえさん、コメントありがとうございます。
転落シーンは本当に毎回見ても悲しくなってしまいますね。。。
「空き家の冒険」はしばしお待ちをf(^ー^;
by ゆーじあむ (2005-07-24 22:06)