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古畑任三郎 1st-12「最後のあいさつ」 [古畑任三郎]

1st-11はこちら。
今回の古畑任三郎は、1stシリーズ最終話。題名は当然、ホームズからとっています。(以降この作品のネタバレあるので、ご注意。)

1st season第十二話:「最後のあいさつ」 vs 小暮警視


警視庁のベテラン警視・小暮(菅原文太さん)が一人で張り込みに出た。途中、廊下で古畑とすれ違う。古畑は、郷里から送ってきたというリンゴを一つプレゼントした。

 

小暮は安ホテルの二階の一室を借りた、リンゴを窓辺に置き表を見張る。通りの向こうにバーが見えた。その頃、ホテル近くの中華街にあるクリーニング店から店員の生原が出てきた。小暮は二年半前に孫娘が殺されており、その犯人として挙げられたのが生原だったが、彼は証拠不十分で無罪となったのだ。しかし、生原の犯行と確信した小暮は、こっそりとホテルを抜け出し、人気のない場所で生原を射殺した。小暮はヤクザ同士の抗争に見せかけようとしたのだった。。。

当初見たときは、銃がピッタリの菅原文太さんと、頭脳労働担当の古畑とでは違和感があるなあと思って、あまり面白いと思わなかったのですが、こうして見るとなかなか丁寧に作られた良作だなあと思いました。古畑がなぜリンゴに消化器の泡が付着したことが分かったのかは疑問ですが、最後に古畑さんが「人を裁く権利は我々にはありません。私たちの仕事はただ事実を導き出すだけです。」と発言したのは印象的でした。

ところで、この作品には「王様のレストラン」でも登場する梶原善さん(ホテルの支配人)や故・伊藤俊人さん(鑑識の桑原)らも出演していましたね。特に鑑識所での今泉と桑原のやりとりは、どうも時間が余ったので追加されたシーンのようですが、このやりとりが2nd seasonのショートエピソード「今泉慎太郎」につながるわけですね。今泉君、今回は散々古畑さんのことを愚痴っていました♪

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コメント 4

三味線屋

こちらにもコメント寄せさせていただきます。
小暮警視、菅原さんらしい渋さがでてました話ですね。
古畑さんの「人を裁く権利~」のセリフは刑事としての信念を語った名セリフ
ですね。

ところでYuseumさん、1stシリーズレビュー、お疲れ様でした。
by 三味線屋 (2005-07-21 21:43) 

ゆーじあむ

三味線屋さん、ありがとうございます。
続いて、スペシャルを挟んで2nd seasonのレビューに行ければと思っています。(できるのか?)
by ゆーじあむ (2005-07-23 05:05) 

これは再放送で見てました^^
文太さんがかっこいいな~と思っていた私です(笑)
このお話しは私好きですね!(文太さんがハンバーガーをあまり知らない描写が面白かった:笑)
「今泉慎太郎」はみたことないんで、みたいですね^^伊藤さんの聞き上手(?)なところが(笑)
by (2005-07-30 02:00) 

ゆーじあむ

一般市民さん、コメントありがとうございます。
確かに、文太さんがモスバーガーを「モスラバーガー」と言うシーンは面白かったですね。
by ゆーじあむ (2005-08-01 18:07) 

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