奇岩城 [ホームズ&ライヴァルたち]
ハヤカワ文庫の10年計画(1年に2冊、アルセーヌ・ルパンの新訳作品を出版する(!o!))の第3弾『奇岩城』が出ました。
この作品、アルセーヌ・ルパン、というか冒険活劇の傑作として世に名高い作品です。
しかし、シャーロッキアンは概して、この作品はあまり好きじゃないんだな(笑)
いくら、ここに出てくる探偵がハーロック・ショームズ(あるいはエルロック・ショルメス)だとしても、ルブランがホームズをモデルにしたことは間違いないですからね。
(もっとも、アナグラムによる変名を使うようになってから、ハーロック・ショームズはどんどんシャーロック・ホームズと違う探偵になってきましたけどね。)
ところで、この作品でルパンと対等に対決するのはホームズでもなく、ましてやガニマール警部でもなく、高校生のイジドール・ボードルレです。
彼にはモデルがいて、『オペラ座の怪人』の原作者として有名なガストン・ルルーの『黄色い部屋の謎』などで活躍するジョセフ・ルールタビーユです。
この2人を比較するのも面白いかも。
さて、少し古い話題ですが、この『奇岩城』も土台にした映画「ルパン」がDVD化されましたね。
まあ、面白いかどうかはともかく・・・(^_^;)
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奇岩城どんな話だったかなって思いながら読んで
イジドール・ボードルレの名前は覚えていました!
どういうわけかこの名前の印象がやたら強く
というか変な名前だな~って子供心に思ったような。
さて。
ストーリーはちっとも思い出せません。
再び読んでみようかしら・・・
by ecco (2006-05-25 20:59)
eccoさん、コメント& nice! ありがとうございます。
そう、僕もイジドール・ボードルレの名前は鮮烈に覚えていたんですよ!
ストーリーはあんまり覚えてないですね(^_^;)
ラストにホームズが××するという、シャーロッキアンにとっては信じられないことが起こることしか覚えていません。
by ゆーじあむ (2006-05-25 23:36)
はじめましてー。DVD、出たんですね~。
あの映画は、フランス映画の割りに単純明快な話し運びで、
そして豪華な衣装や宝石がとっても効果的に出ていて、
エンターテインメントとしては、好きな作品です。
リュパンのイメージは、だいぶ違うと思いますけど。
by あーちん (2006-05-29 16:28)
あーちんさん、初めまして。
そうですね、エンターテイメントとしては悪くない作品ですけど・・・。
by ゆーじあむ (2006-06-01 20:32)
はじめまして、こんばんは。
拙ブログへTBありがとうございました。後ほどこちらからもTBさせていただきます。
詳しい感想を未だアップしてないので、大した記事でなくて申し訳ございません。改めて感想等をアップしたら、もう一度TBさせていただきたいと思っていますので、気長にお待ちいただけたら幸いです。
イジドール・ボードルレのモデルが、ジョセフ・ルールタビーユなんですか。なるほど~。
でも私、ボードルレ少年はあんまり好きじゃないんですよね・・・(苦笑)
by からな (2006-07-18 20:52)
からなさん、コメントありがとうございます。
僕もボードルレ少年はあまり好きじゃないです(^◇^;)
TBお待ちしてま〜す。
by ゆーじあむ (2006-07-21 18:09)