屍衣の流行:マージェリー・アリンガム('07/10/08追記) [Mystery]
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2007/10/08追記
過去記事アップ特集でございます(^^ゞ
これは先日も記事にした、マージェリー・アリンガムに関する過去記事に追記しました。
ようやく発売されました。
国書刊行会世界探偵小説全集シリーズ第4期、マージェリー・アリンガムの『屍衣の流行』The Fashion in Shrouds。
「アリンガム」といってもなじみのない方が多いかもしれませんが、彼女はクリスティー、セイヤーズと並ぶ英国女流本格作家の〈ビッグ4〉の一人です。
今回のシリーズで、Yuseumの読みたい作品は5冊ありました。
すなわち、アントニイ・バークリー『レイトン・コートの謎』、マイクル・イネス『ストップ・プレス』、ハリントン・ヘクスト『テンプラー家の惨劇』、ナイオ・マーシュ『道化の死』、そして本作です。
2002年から第IV期シリーズが刊行され始めてから4年。
やっと、読みたい本の第4冊目が入手できました。
(そういえば、国書刊行会のこのシリーズで、アリンガムは初登場ですね。)
マージェリー・アリンガムはなんとなく嫌いになれない作風なんだなぁ、と思っていたら、他の人も同じように考えていましたね(^_^;)
今回の訳者の小林晋さんも、解説に「うーん、確かに好きは好きなんだけど、かと言って"好き"と一言で言われても、ちょっと困るんだよね、この作家の場合。」と言ってます。
アリンガムの作品は、本格物と見てしまうとトリックに失望することが多いのですが、作品としてみた場合、何とも言えない魅力があるんですよね。
現在、日本で入手可能なアリンガムの作品は以下のようになります。
いずれもシリーズ探偵アルバート・キャンピオンが出てきますが、その活躍の濃淡は作品によって異なります。
そして、今後刊行予定の作品では、まず"More Work for the Undertaker"『葬儀屋の次の仕事』(論創社)が挙げられます。
また、"Sweet Danger"(『水車場の秘密』)も、小林晋さんが完訳されたようで、あとは出版社のGoサインを待つばかり。
最後に、国書刊行会の世界探偵小説全集(第4期)については、ナイオ・マーシュの『道化の死』を残すのみとなりました。
マーシュも〈ビッグ4〉の一人なんですが、日本で紹介されている作品は数少ないので、早く発刊して欲しいですね。
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ゃっぱ、ヤプログゎ絵文字がいっぱいあってぃぃデス[じーっ]ぁ、そぅ②そぅぃぇばずぅっと前ヵらサーフィンをゃりはじめたんですょ[わおっ]もぅ今ゎスゴイサーフィンにハマってマス[おんぷ][にこっ]
by marin☆ (2006-09-29 16:47)