アガサ・クリスティ大事典：ミステリ通信「みすみす」blog：So-net blog

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アガサ・クリスティ大事典　[アガサ・クリスティー] [編集]

アガサ・クリスティ大事典が出ていたので、買ってみました

手元に届いた時の感想は、

「（思っていたより）薄っ！　これで15,000円は高すぎるΣ(ﾟдﾟlll)」

700ページはあるのですが・・・(..;)

ま、それを除けば悪い事典ではないです。

著者のマッシュー・E・ブンスン（＝マシュー・E・バンソン）は、その昔シャーロック・ホームズ百科事典も記した方。

この百科事典、特に映像や舞台関係が充実していて楽しめます。

で、アガサ・クリスティ大事典。

大きく３部に分かれていて、第１部は「著作」。

第２部が最もページを割いている「登場人物」。

そして、第３部が「映画・テレビ・演劇・俳優」（翻案もの）についての事典になっています。

最初から読むのもいいですが、事典ですので、どこでも好きなページから読むことができます。

面白いのは、第３部に日本の映像作品も載っていたりすること。

第１部の「五匹の子豚」の項では、映画「羅生門」（「藪の中」が原作の黒澤映画）が引き合いに出されたりするなど、なかなか面白いです。

ただ、原著は2000年に出版されているので、少々情報が古い（最新の情報があまりない）のが残念(´ε｀；)

まあ、お値段が・・・￥ですが、ファンなら買って公開しない１冊でしょう

2010-11-30 05:50 nice!(2) コメント(0) トラックバック(0)
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