2009年4月にGETした本、読んだ本 [Mystery]
こちらの記事に少し触れた、以下の作品を読み終えました\(^O^)/
本作では、 『毒を食らわば』 で登場した探偵小説家ハリエット・ヴェインが再登場して、彼女が男の死体を発見するところから始まるのですが、主人公のピーター・ウィムジィ卿との「高尚」な掛け合いが微笑ましいです。
ただ、読後のカタルシスはあと一歩だったかな?
真相が二転、三転、四転、、、とした後で、最後の最後に衝撃の事実が発覚するのですが
「いやぁ〜、それはないでしょ・・・。」
そういえば、『毒を食らわば』を読み終わった後も、これと似たような印象を受けた記憶が(゚ペ;)
その後に読んだのは、アール・デア・ビガーズの 『チャーリー・チャンの活躍』 。
アメリカから来た世界一周観光団の一行がロンドンに到着した時、ホテルで殺人事件が起こる。
スコットランド・ヤードのダフ主任警部が捜査にあたるが、観光団がパリ、南仏、イタリアと移動するにつれて、新たな犠牲者が・・・という作品。
原題の"Charlie Chan Carries On" とは、「チャーリー・チャン引き受ける」という意味で、そのとおり、観光団がハワイまでやってきた時になって、中国系アメリカ人であるホノルル警察のチャーリー・チャン警部が引き継ぐことになります。
このチャン警部とダフ主任警部の。静かながら熱い友情がいいですね〜。
ストーリーも読み進めていくに従ってどんどん面白くなってきて、思っていた以上に楽しむことができました。
で、今読んでいるのはこれ↓
「老嬢探偵」と言えば、アガサ・クリスティーのミス・マープルが有名ですが、本書ではマープルと同時期にデビューした私立探偵、ミス・モード・シルヴァーが登場します。
「ブレイディング・コレクション」とは、ブレイディング氏の宝石コレクションのこと。
今月GETした本は・・・。
パンチとジュディ (ハヤカワ・ミステリ文庫 クラシック・セレクション)
- 作者: カーター・ディクスン
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/03/24
- メディア: 文庫
あと、 『ビロードの悪魔』 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-7) 。
今回は、いつもとはちょっと毛色の違う作品を2作選んでみました。
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2009-04-26 19:32
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