SSブログ

「名探偵ポワロ」の新しいサウンドトラック [アガサ・クリスティー]

ネットサーフィンをしていたら、こんなものを見つけました。

Agatha Christie's Poirot: Music from the Televisio

Agatha Christie's Poirot: Music from the Television

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Discovery Music Vis
  • 発売日: 2013/06/11
  • メディア: CD

 

CD[CD]は輸入盤ですが、iTSでも購入できます。
始めは1997年に日本でも発売されたアガサ・クリスティ/名探偵エルキュール・ポアロ オリジナル・TVサウンドトラックの再発盤かと思ったのですが、よく見ると曲のラインナップが少し異なるんです。
1997年に発売されたサントラは第4シリーズまでの作品で使われた楽曲からセレクトされていましたが、今回のサントラは一部の曲をカットして、新たに第9シリーズで使用された楽曲を追加しているのです。

具体的には、

  • 1997年盤に収録されていた"Death in the Clouds"(『雲をつかむ死』)と"The Plymouth Express"(『プリマス行き急行列車』)はカット
  • 新たに、"The Innocence of Caroline Crale", "Amyas's Last Painting"(いずれも『五匹の子豚』)と"Death on the Nile"(『ナイルに死す』)を収録

となっています。
iTunes Storeで『ナイルに死す』を買おうとすると、結局全楽曲を購入しなければなりませんが[たらーっ(汗)]、それでも輸入盤よりは少し安い[有料]
1997年盤は長らく廃盤状態でしたので、興味のある方はこの機会にGETしてもよろしいのでは?

なお、作曲者のクリストファー・ガニング(Christopher Gunning)さんは第9シリーズまで音楽を担当しており、第10, 11シリーズの音楽はStephen McKeon、第12, 13シリーズはChristian Hensonが担当されています。
(→こちらの記事も参照。)
あの有名な「名探偵ポワロ」のテーマソング"Hercule Poirot - The Belgian Detective"[左斜め下]を作曲したのは、もちろんクリストファー・ガニングさんで、このCDでも一番目に収録されています。 

 

さて、「名探偵ポワロ」第13シリーズ。
これは、以前にも少し触れたようにファイナル・シリーズですが、先日主演のデヴィッド・スーシェさんが「全ての撮影が終了した」とTwitterで呟かれていました
四半世紀にも及んだこの「名探偵ポワロ」も、いよいよフィナーレを迎えつつあります。

そして、英国では第13シリーズの第1弾"Elephants Can Remember"『象は忘れない』Kindle版))が先月放映されました。
その公式トレーラーを下に[映画]
 
これから、随時放映されるのは・・・
"The Big Four"『ビッグ4』Kindle版))
久しぶりにヘイスティングス大尉、ミス・レモン、ジャップ警部の三人が出演。
 David Suchet's Poirot to reunite with Hastings, Miss Lemon and Inspector Japp for new mystery
そして、脚本は「シャーロック」の脚本&マイクロフト役でもお馴染みのマーク・ゲイティスさん。
あの、何とも言えない原作^_^;をどう料理したのか注目です。
 
"Dead Man's Folly"『死者のあやまち』Kindle版))
「名探偵ポワロ」最後の撮影となったこの作品は、この物語の舞台モデルになったと言われているクリスティーの別荘グリーンウェイ・ハウスにて、実際に撮影されました。
 
"The Labours of Hercules"『ヘラクレスの冒険』Kindle版))
連作短編集ですが、その一部をピックアップして大幅に脚色して映像化されたようです。
以前、「名探偵ポワロ」シリーズで登場したロサコフ伯爵夫人が、女優さんは違いますが再登場します。
 Orla enjoying Poirot adventure

そして。
"Curtain: Poirot's Last Case"『カーテン』Kindle版))
日本での放送はまだまだ先でしょうが、楽しみです[TV] 

CoRichブログランキング    

nice!(25)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 25

コメント 6

コースケ

Yuseumさま、こんにちは。
ついに来ましたか~!13シリーズ。
「ビッグ4」、かなり期待です。
ポワロものでも異色ですが、
ホームズ冒険譚に近いと個人的には思いますが、
お馴染みの顔ぶれが揃うのが本当にうれしい。

ついにフィナーレを迎えるというのは寂しくも
感じますが、
日本での放映が楽しみです。

by コースケ (2013-07-07 13:49) 

茅ヶ崎住人R

いよいよですね。
楽しみというより、寂しい感じがします。
カーテンか・・・。
発売と同時に買って読みました。
今もそのハードカバーをもってます。
by 茅ヶ崎住人R (2013-07-07 17:14) 

aya_rui

始まりがあれば終わりがある
と分かっていても寂しいものですよね。
ラストをどう飾るのか?という興味はありつつも終るんだと思うと、見てしまいたくないような…。
複雑な心境にもなってしまいますが
Yuseumさんの仰る「何とも言えない原作を、どう料理したのか」は楽しみな事ですね♪
by aya_rui (2013-07-08 16:29) 

Yuseum

>コースケさん、コメントありがとございます[にこっ]
そうですね。『ビッグ4』は冒険譚のように脚色されれば、楽しめそうですね(^^)

>茅ヶ崎住人Rさん、お久しぶりです。
確かに、自分も寂しい感じの方が強いです…
ハードカバーを持っているなんて、スゴイ(!o!)

>aya_ruiさん、こんにちは( ^^)/
そうなんですよね。Yuseumもそういう気分で、本の『カーテン』は未読のままで^_^;
早く読まなければ[えーっ]
by Yuseum (2013-07-17 16:08) 

yu-papa

nice!有り難うございます^^
by yu-papa (2013-08-14 13:26) 

Yuseum

yu-papaさんもnice!ありがとございます(^^)
by Yuseum (2013-08-30 16:32) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。