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まんまる景色 〜リラックマ生活13〜 [キャラクター]

少し前ですが、リラックマの本が出版されました。
「リラックマ生活」シリーズ、5年ぶりの最新刊です(o´∀`o)

まんまる景色 リラックマ生活13

まんまる景色 リラックマ生活13

  • 作者: コンドウ アキ
  • 出版社/メーカー: 主婦と生活社
  • 発売日: 2019/10/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

リラックマの絵本は、一番下に挙げましたように、この5年の間にもいくつか出版されており、それぞれ味わいがあるものでしたが、「リラックマ生活」シリーズはリラックマが誕生して間もなく刊行された最古参のシリーズなので、そのシリーズが続いていくのはうれしいですね[揺れるハート]

リラックマ生活―だらだらまいにちのススメ

リラックマ生活―だらだらまいにちのススメ

  • 作者: コンドウアキ
  • 出版社/メーカー: 主婦と生活社
  • 発売日: 2004/03/01
  • メディア: 単行本
こちらがシリーズ第1作。まだ、コリラックマが登場する前の作品です。
リラックマも今年で16周年。ずっと大好きです[黒ハート]
こちらは、この前食べた「コリラックまん」の記事[左斜め下]

4クママンガや水彩シリーズも好きですよ[ハートたち(複数ハート)]

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『カササギ殺人事件』の作者が贈る新たなミステリ:『メインテーマは殺人』 [Mystery]

昨年のミステリランキングを席巻したアンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』(拙ブログでもご紹介)
7冠制覇の『カササギ殺人事件』にも負けない傑作が、この秋に出版されました。

メインテーマは殺人 (創元推理文庫)

メインテーマは殺人 (創元推理文庫)

  • 作者: アンソニー・ホロヴィッツ
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2019/09/28
  • メディア: 文庫



本作の特徴は、語り手である「ワトスン役」がアンソニー・ホロヴィッツさん自身であること。
そして、前作とは違って、探偵役は元刑事のダニエル・ホーソーンという人物であること。
(なお、解説によれば、前作で登場した名探偵アティカス・ピュントの続編についても、書く意思を示しているそうです。)
この物語世界は、ホロヴィッツさんが 『シャーロック・ホームズ 絹の家』 (角川文庫)を完成させたばかりで、『刑事フォイル』のMI5編の制作を模索していた、2011年のロンドンが舞台になっています。



この第1章、探偵役のホーソーンに即座にダメだしされてしまうのですが、重要な章となっています。
ホーソーンなる人物、最初はどうも好感を抱けないのですが、それもそのはず、著者のホロヴィッツさんがあまり好ましく思っていないからです。
でも、最後には…どうなるのでしょうか[exclamation&question]


この作品、海外ドラマや映画に関心のある方にとっては、より楽しめる構造になっており、ホロヴィッツさんが手がけた作品はもちろん、ある登場人物が某有名ドラマや映画に出演していた、などと書かれていたりするなど、どこまでが真実でどこまでが創作なのか、思わずニヤリとさせられる部分も多々あります。
ある超有名人たちもカメオ出演されているのですが、これなどWikipediaによれば、、、


あ。
Wikipediaに掲載されている情報について、ホロヴィッツさんが触れている部分(これ、私たちも心の隅に止めておく必要があるでしょう)も本作にはあるので、ここでは割愛しましょう[あせあせ(飛び散る汗)]


そういうわけで、途中までは事件の謎そのものより、本筋から逸れたところで展開される話の方が興味深かったりもするわけですが、やはりこの作品の主題(メインテーマ)となるのは殺人
(ちなみに、本作の題名となるこのフレーズは比較的早々に登場します。)

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「クイーン再入門」特集で残念に思ったこと [エラリー・クイーン]

まず。
もしも、伝説のロックバンドの情報をお求めに拙サイトへ来られた方。
申し訳ございません(_ _)
この記事は、今から90年前にアメリカでデビューした作家「エラリー・クイーン」、早川書房ならば「エラリイ・クイーン」に関する記事です。


さて。
「クイーン再入門」とは、ハヤカワミステリマガジン2019年7月号の特集です。

ミステリマガジン 2019年 07 月号 [雑誌]

ミステリマガジン 2019年 07 月号 [雑誌]

  • 作者:  
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2019/05/25
  • メディア: 雑誌
ミステリ界にのちのちまで多大な影響を与えたエラリイ・クイーン、ということで、著名人のみなさんによる「初心者にお薦めのクイーン」というコーナーがあるのですが。
ハヤカワ・ミステリ文庫のクイーン作品、「電子書籍」のみや「品切れ中」が多いような…[exclamation&question]
いや、電子書籍はまだ読めるからいいのですよ。
ただ、小説の分野はまだまだ紙書籍の方がいい、という方が多数なのも事実。


「国名シリーズ」や「悲劇四部作」のようなクイーン前期の作品は、新訳が角川文庫や創元推理文庫から出版されています。
ただ、クイーン中・後期の作品はたいてい早川書房が翻訳権を持っているので、ハヤカワ・ミステリ文庫でないと読めないのですよね。
だから、エラリイ・クイーンの諸作がほとんど読めるのはハヤカワ・ミステリ文庫…のはずなのですが(´ε`;)ウーン…

この数年、早川書房さんから新訳で出版されたのはこの二冊。

災厄の町〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

災厄の町〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 作者: エラリイ・クイーン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2014/12/05
  • メディア: 文庫
九尾の猫〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

九尾の猫〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 作者: エラリイ・クイーン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2015/08/21
  • メディア: 文庫
いずれも中期の名作ですが、実質、この二冊しかハヤカワ・ミステリ文庫のエラリイ・クイーンの紙書籍の新刊は入手できません。
今から20年ほど前、私がクイーンにはまった頃は、本屋さんに行くと(今回の特集で芦辺拓さんも触れられているように)ハヤカワ・ミステリ文庫の青い背表紙がズラリと並んでいて壮観だったのですが、それも今は昔。。。
だから、今回の特集で多くの方が仰っていたように、まずは『災厄の町』『九尾の猫』の間を埋める『フォックス家の殺人』『十日間の不思議』の新訳をお願いします[exclamation]
(訳者の越前敏弥さんも望まれているし。)
一応、これらの二作は電子書籍で読める状態ではあります。
フォックス家の殺人

フォックス家の殺人

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1999/09/15
  • メディア: Kindle版
十日間の不思議

十日間の不思議

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2005/06/15
  • メディア: Kindle版
2021年3月追記:この二作の新訳版が実現しました(o´∀`o)
クイーンのライツヴィル

新訳と言えば、うれしいニュースも記されていました。
創元推理文庫ではありますが、2020年に短編集『エラリー・クイーンの新冒険』新訳が出版予定とのこと。
これについては、私の別ブログにて希望を出していたので、うれしいですね゚(o´∀`o)
定員No. 90:新訳で親しみやすくなった『エラリー・クイーンの冒険』


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日本初放送の『ABC殺人事件』ほか、アガサ・クリスティー原作ドラマ3作品がNHK BSプレミアムで放映 [アガサ・クリスティー]

土曜夕方の『刑事フォイル』の放送が終わって寂しいですが、後番組は英国BBCで制作されたアガサ・クリスティーの原作ドラマ3作品が放送されます。
特に、ジョン・マルコヴィッチ主演の『ABC殺人事件』は日本初放送[TV]
以前ご紹介した、こちらのドラマ[左斜め下]を制作したスタッフによるドラマです。



どの作品にも言えることですが、基本は原作に沿いながら、新たな解釈を加えてドラマ化されているのが特徴です。


6/8(土)、6/15(土)午後5時より、NHK BSプレミアムにて前編、後編と放送されるドラマはこちら[左斜め下]



原作はクリスティーの傑作短編で、後に戯曲化されています。
短編と戯曲とでは結末が少し異なるのですが、はたして今回のドラマは[exclamation&question]
『情婦』という邦題で映画化もされており、古い映画ですがこれも傑作。

<短編集>

死の猟犬 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

死の猟犬 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 作者: アガサ・クリスティー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2004/02/20
  • メディア: 文庫
<戯曲>
検察側の証人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

検察側の証人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 作者: アガサ・クリスティー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2004/05/14
  • メディア: 文庫
<映画>

情婦 [AmazonDVDコレクション]

情婦 [AmazonDVDコレクション]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

6/22(土)から全3回で放送されるドラマはこちら[左斜め下]



この作品、意外に結構映像化されています。
古くは『ドーバー海峡殺人事件』という邦題で映画化されているのですが、、、
これ、DVD化されていないのですよ(;´д`)…
あとは、ジェラルディン・マクイーワン主演の「アガサ・クリスティー ミス・マープル」においてTVドラマ化。
原作では登場しないミス・マープルが活躍します。。。
また、フランスの「アガサ・クリスティーのフレンチ・ミステリー」というTVドラマシリーズでも映像化されています。
このシリーズは、AXNミステリーで時々再放送されています。


今回のドラマを見る前に、原作を読んでおいた方が(原作との違いがはっきりして)楽しめると思います。

<原作>

無実はさいなむ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

無実はさいなむ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 作者: アガサ クリスティー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2004/07/01
  • メディア: 文庫
<アガサ・クリスティー ミス・マープル>
アガサ・クリスティーのミス・マープルDVD-BOX3

アガサ・クリスティーのミス・マープルDVD-BOX3

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • 発売日: 2012/09/12
  • メディア: DVD

以上の2作品は、字幕放送ではありますがAXNミステリーで放送されました。
7/13(土)から全3回で放送されるドラマは、日本初放送のこちら[左斜め下]

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「刑事フォイル」最終シーズン【新作】がNHK BSプレミアムで放送 [Mystery]


4/6(土)午後4時25分から、再放送を除けば2年ぶりの放送再開です。
(基本は午後4時30分〜6時の放送)

NHKではもう放送されないのではないか、と危惧していました。
これまでNHKで「刑事フォイル」をご覧になっていた方はご存じですが、前回の放送『警報解除』では第二次世界大戦が終わったところで終了し、ちょうど区切りが良いところだったからです。
(全9シーズン中、第6シーズンまで放送)注)
注)シーズン数については、ここではAXNミステリーでの数え方に合わせています。AXNミステリーで言う第5シーズン2作品は第4シーズンとしてカウントされることもあり、その場合NHKでは全8シーズン中第5シーズンまで放送されたことになります。

過去記事




私は過去記事にあるようにAXNミステリーで全シーズン見てはいるのですが、その記憶も曖昧になっていることと、何よりも吹替版でも視聴したかったので、今から楽しみです。
また、今までのNHKでの放送は1話を前半と後半に分割して放送されていたので、何だかもどかしいところがありましたが、今回は一話約1時間30分、通して見られるのでうれしいです。


このドラマを企画し、脚本のほとんどを担当したのはアンソニー・ホロヴィッツ。
彼については、こちらの記事に簡単にまとめたのでご参照ください。

過去記事



ミステリとしても面白いし、人間ドラマとしても面白い、この「刑事フォイル」。
今まで見たことがない方でも、基本的に一話完結なので今回の放送から見始めても楽しめると思います。
(もちろん、過去の放送を見ていれば楽しめる部分も多々あるので、興味を抱いた方は最初の頃のエピソードもどうぞ[TV]


以下、今回の放送での注目ポイントを(とりあえず)3つ挙げてみます。


[1]. NHKで第41回、第44回、第47回(最終回)の放送に注目[exclamation]

4/6(土)の放送が、NHKで「刑事フォイル」の第39回の放送になります。

第41回、第44回、第47回(最終回)の放送(今回の放送で言えば、第3, 6, 9話目の放送)とは、それぞれ第7シーズン、第8シーズン、第9シーズンの最後のエピソードになるので、特に気合いが入った物語になっています。
(涙が・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ )

例えば、第41回の放送では俳優のアンドリュー・スコットさんが出演されています。(「SHERLOCK/シャーロック」のジム・モリアーティ役で強烈なインパクトを残されている男優さんです。)
「刑事フォイル」でも印象的な役どころ(「SHERLOCK/シャーロック」以前の出演作品)ですので、ぜひご確認を。


[2]. 「あの人」の声優さんはどうなるの[exclamation&question]

フォイルの運転手であり、物語には欠かせないサムですが、今回の放送ではサムにとっての重要人物が初登場します。
サムにとっての重要人物なのですが、なんと…

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